朝からどなた?
朝…いつものように起きるとまさか…まさか…
オレはボクになっていた……わけがない!ってか、意味がわからない。
そうじゃなくって‼︎
そうじゃなくて…
…
なぜそうなった⁉︎
…駅まで昨日夏実ちゃんと一瞬に行ったのだが、次の日…
次の日の朝、オレはいつも通りに支度をして、夏実ちゃんが家を出てから行こうとスタンばっていたのだが…
朝から元気よくピンポンと家のチャイムが鳴ったのだ。
ピンポンがなると一瞬ビクッとする。
脳みそ全体が覚醒してしまったかのように…
そんな覚醒したオレは、インターフォンの画面に吸い込まれるように画面を覗き込んだ。
‼︎
えっ⁉︎
画面に映っていたのは、回覧を持ってきたおじさんじゃなければおばさんでもなかった。
そもそも回覧ですらなかった。
ただのピンポンダッシュだった。
だれも映っていなかった。
と思った次の瞬間‼︎
美しい女性がっ⁉︎
⁉︎なんだ?この艶々の美しい黒髪の女性はっ⁉︎
なぜこんな美しい女性がうちのモニターにっ…。
クソ…不在ならば録画されていて何度も繰り返し見ることができたのに…とキモいことを考えるオレ。
落ち着け!覚醒した脳よ、落ち着け‼︎
…
脳に落ち着け指令を出してようやく我に返った。
モニターに映っていたのは、夏実ちゃんだった。
我に返ったオレは、モニターに向かって
「はい」
と返事をした。
すると夏実ちゃんが、
「回覧です。」
と言わなかった。
そしてそのかわりに、まさかの…まさかの…
「一緒に駅まで行かない?」
と誘ってくださったのだ‼︎
この言葉を聞いて脳内が紙吹雪に覆われた。
そして脳内拍手喝采‼︎
「うん、行く‼︎待ってて!いま玄関開けるからっ‼︎」
オレは、昔のテンションで夏実ちゃんが遊ぼってきてくれたことを思い出し、心が踊り出していた。
なんで?なんで夏実ちゃんが⁉︎なんでぇ‼︎
嬉しいし、ハッピーだしなんでっ⁉︎と、朝からてんてこ舞いだ。
ガチャっとドアを開けると、朝日に照らされた美しい夏実ちゃんがオレの家の玄関の前に立っていた。
わざわざオレを迎えに来てくださるなんて…。
なんなら、オレが迎えに行ってあげたかったっすよ!
行こう、夏実!みたいなっ‼︎
みたいなっ‼︎
と、一人テンション爆上がりなオレ。
でも、あれだよ?
脳内は、お祭りだけど…はたからみたらいたって通常運転風を装っております。
だって、はしゃいだらまたキモがられちゃうもんね。
ってか、夏実ちゃん…急にどうしたのだろうか⁇
…
⁇
続く。




