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シーズン1:神剣の叙事詩 5世代の英雄が紡ぐ物語  作者: しー


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歯車は今動き出す

ルミナス王国という国がある。

その国の王家の血には気高き龍の血が流れている。と一族には伝わっている。


少年が城のバルコニーで何かを眺めている


「かっこいいやぁ」


この少年こそ次代の国王に選ばれる少年、ヘリオス ルミナリア 黄色の髪にくせ毛が特徴の男の子だ

目を向けていた先には聖騎士の訓練場があった。

少年はキラキラとした目で聖騎士たちの背中を見ていた。


「いつか僕も、あの人のように強く、優しい王様になって、この国の人たちを守るんだ」


という純粋な夢と、胸の奥で小さく灯る「炎の魔法」の気配。この頃はまだ、魔法は人を温めるため、あるいは誰かを笑顔にするためのものだと思っている。そして自分は「英雄」となるとそう心に誓った。


今はただ見よう見まねで剣を振っている。


「あ!またお兄ちゃん剣握ってる~」


そう言ってきたのはヘリオスと同じ黄色の髪色をした煌びやかな髪を携えてる3個下の妹マニーだった


「まぁまぁいいじゃない男の子なんだから」


母、マリアはそういい自分の息子に優しく微笑んだ

マリアは病に侵されており病床に伏しているそして彼がいつも剣を振るうところは決まって母の目の前である


「お兄ちゃんはなんでいつもここで剣を振っているの?」


純粋な少女からの質問に無邪気な兄は答えた


「ここに入ればいつでもお母様を守れるからだよ!」

少年はそう答えたつかの間


「ご飯のお時間であります」


メイドがそういい母の病室に入って言った


「今日はお母様も一緒にたべようよ!」


マニーはそういった

だが母は立つのもやっとなほど体は弱っていたが自分の子供にそんな姿は見れられまいと2人に悟られぬよう立ち上がった。

両の手には子供たちの手があり少しまともに歩けた。

そして食堂に着いた

少年の右手側には国王の父 ドラグがいた

父のドラグは厳格なものだと周りの人間は思っていた

だが実の所彼は極度のファミリーコンプレックスだ

そのことを知っているのは子供と母だけであった


「お父様!今日は剣の練習を致しました!」


少年は食事中にも関わらず大きな声で父に言ったそして父は


「おお!ヘリオの将来は剣を振るえる国王様か!!」


彼は先を見据えたかのように少年に返した。だが心配することもある。剣を振るうこと、それ即ち体が傷つくということ、ましてや戦いに行けば死ぬ可能性すらある。だが自分の過去を振り返れば似たようなものだと笑みを浮かべた。そうして食事は終わり家族はそれぞれの寝支度を整え眠りについた



翌朝大きな声が聞こえた


「奥様!奥様!!」


その声でヘリオスは目が覚めた

恐る恐る何かを察したかのようにヘリオスは母のところに足を運ぶ

扉を開けた瞬間ヘリオスが一番最初に目をつけたのは母の服に着いていた鮮血だった

少年の足はガクガクと震えて声もかすれたような声しか出なくなっていた


「お かぁ、、様」と


残りの家族も母の部屋にたどり着いた


「マリ!!」 「お母さま!」


彼女は家族のみなに囲まれながら言った

「私を家族にしてくれてありがとう」

今にも切れそうな声で彼女はみなに言った

そして


「ヘリオ、あなたは剣を振るう立派な王様になるの、そしてその時の景色を私にも見せてちょうだい」


そういい彼女の体の力は抜けていった

その日のうちに彼女の葬式が執り行われた

国中は涙に包まれた


「ヘリオ、君のお母様はみなに愛されていたよ。皆が涙するのもわかる。僕だってマリア様を失ったことはこの国の損失だと思うんだ」


そう言ってきたのは

この国の貴族アルトリア家の「ロキ」というヘリオスと同い年の青髪の少年だった


「ロキ励ましてくれてありがとう。僕は絶対に母が見ていた国を作る」


ヘリオスの意思はとても強固なものになっていた


「ヘリオなら絶対立派王様になるよ」


街の少女 黒髪が良く似合う街の少女ミーナがそういった。彼女とヘリオスは 平民と王族という身分の差があるもののただ同い年の友達という認識でいた


「ミーナありがとう」


少年は涙を拭った。そしてマリアの葬式も終わり段々と家の光が溢れ出した。


「王になるのはこの俺だ」


光が溢れ出してきたのと裏側にドス黒い意思が渦巻いていた



9年の歳月が過ぎ、ヘリオス達は成長して行った

あるものは家族を養うため他の国の大学へと進学するものもいれば、貴族の跡取りとして成長したものもいた。

王への戴冠も目の前になってきた。

だが不穏な空気がルミナス王国を包んで行った











書き始めたら割と楽しい

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