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【100話で完結】ぼくのホーム オフィスには 人間きぶんの 猫が2匹いる  作者: 華奢 素数


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あと五話で終わり【10/14】ネコの診察券を間違えて、「本命はコッチなんだ」と言いたいことも言えない世の中に

朝からネコの三種混合ワクチン接種に、動物病院へ。ネコを二匹飼っているが、今回はデカい方のネコちゃん。




画像

朝7時からクレカと診察券を用意して、準備は万端。


前日からキャリー用のリュックとハーネスも、この子に見える位置にセットしておき、慣れさせる。


ハーネスの付け方の練習も十分にし、本当にいつでも行けるモード全開。


妻が仕事に向かう。駅まで一緒に歩く。別れて適当に散歩して、帰宅。


ネコ二匹とも、「動物病院行きは自分じゃありませんように」と警戒モードが高まっている。


ハーネスをチャラりととりだして、お目当てのネコちゃんを捕え、セット!

もう一匹のネコちゃんは、寝室へと逃げて行った。怖いんだね。


さらに、大きめの洗濯ネットにネコちゃんを入れて、リュックのなかに入ってもらう。前リュックで、話しかけながらいざ出陣!


動物病院まで歩いて行ける距離。てくてくと、オジサンが前リュック(猫用ね)をホールドしながら歩く。道中、「だいじょうぶだからね」なんて声かけする。すれ違う人は、独り言オジサンと思うだろうが、お構いなしだ。


動物病院に到着し、「ワクチン三種お願いします」といいながら、診察券を受付で渡す。


「あぁ……、これ……よその動物病院のですね」

と受付のお姉さんが苦笑い。


ええいいああ、キミから苦笑い♪


セカンドオピニオンの動物病院だった。しまった、気まずい。この気まずさはなんだ。浮気しているあの感じ(したことないけど)。


いや、それは、救急用に行くところとして。というか、いま一番お気に入りの動物病院は、こちらですよ。ていうか、もうセカンドオピニオンの方には何年も行ってないし。



と言いたいけど、たぶんキモがられるからやめた。


診察とワクチン接種と肛門腺の絞りまでセットでおわった。ネコちゃんは終始おとなしく、帰って「トロリッチ」と「モンプチ(かりかり)」をあげたら、ご機嫌がなおってきた。


心配性で、準備をきっちりするタイプなのに、やっぱりどこか抜けている。そして、言い訳したいけど、できないモヤモヤをここに書き記すのであった。言いたいことも言えない世の中である。言うとキモイから。

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