【6/26】読むより、買う方が多いという病
買い物中毒の方に分類すべきか、賢くありたいと自己暗示中毒の方に分類すべきか。僕はそこそこ本を読むほうだとは思う。これから読む本はリビングの書棚に、読み終えた本は寝室の書棚に。そういう運用ルールは、目標や達成感が可視化されてよい。
とはいえだ、目で見えるからよくわかる。
読むペースが買うペースに負けている。
つまりだな
本を買いすぎているってわけだ!!!
近所の書店が軒並み閉店しているという現象。理由を考えると、便利だからとamazonで買いすぎていたのかもしれない。書店で本を探すというもはやその時間をやりくりして捻出して、書店に出陣するという。この読書家と名乗るに必要なスキル「書店でウロウロする」を、ショートカット・効率化しすぎたのだ。
もちろん僕一人がそんな行動をしたから、書店がつぶれるわけじゃない。でも、まぁほとんどの人たちの中に組み込まれた書籍購入導線に、「ネット通販」という購入経路が確立しているのは確かだ。
近所の書店は2件、古本屋は1件、潰れた。これは、潰したと言ってもいいのかもしれない。ネットがないころは、レコメンド自体は書店で手に入れると言う習わしで、書店員や店主がおススメしてくれている本を手に取るというなんともホッコリとしたやり取りが息づいていた。
買うつもりがなくても、手に取り、買わず。やっぱり、翌日に。みたいな。
という、書店がもう近所には1件しかない。
生き残りをかけて、エロ本も充実している書店だ。それゆえ、女性や子供は入りにくいのではないかと思う。エロ本はかなりきわどい表紙で、そのレーンを通るのはためらうが、対面に海外小説コーナーがある。併売行動が強いのか? しらん。
「ロス・トーマス」の『黄昏にマックの店で』を探している。
できれば新書で買いたいし、書店から買いたいが、取りよせまではしたくない。出会いたいのだ、ふと、そこに「あぁ、おった!」というその邂逅。運命的でありたいのだ。本好きはロマンチックであらねば、と思うからだ。
いかん、読む<買う の構造がキープされたままで、また本が欲しくなっている。
近所の書店じゃぁ、多分書棚には並ばないだろうから、呟きながら探そうと思う。『黄昏にマックの店で』ってぶつぶつ言いながら。
そして、海外小説の対面にエロ本は置かないでほしいと切に願う。




