第25話 1000/170点の女、ここに誕生
MOS模擬テスト初日。
私はついに “伝説” を作った。
1000点満点中、170点。
……え?
どうすればそんな数字を叩き出せるの?
1|模擬テスト地獄、開幕
本番と同じ50分。終わればスコアを申告。
その瞬間、教室がカオス劇場に変わった。
63歳の彼女 → 900点(普段ほぼ寝てるのに!?)
51歳の彼女 → 880点
61歳の仲良し → 690点
若者3名 → 980点前後(生まれつきMOSなの?)
そして私は――
\\ 170点 //
200点満点なら誇れる。
でも1000点で170は、もはや “ネタ界の満点”。
画面を見た瞬間、口が勝手に言った。
「え、これ……バグ?」
「私のパソコンだけ昭和仕様?」
「MOSって“モウ・オワッテル・スコア”の略?」
……落ち込むより、笑うしかなかった。
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2|先生の態度が180度変わる
昨日までの先生:「大丈夫!1週間あれば900点いきますよ!」
今日の先生:「まぁ……焦らなくてもいいんですよ。
パソコンって“センス”ですからね」
……今、すごく優しい声で
“センスない認定” されましたよね?
170点の紙を握りしめながら私は思った。
「逃げたい」
「でも170点の女で終わるのはもっとイヤ」
62歳、静かにプライドが燃えた。
この日、私ははっきり分かった。
点数が低いと、人は「可能性」ではなく
「性格」や「センス」の話にされる。
センスがないと言われた日より、
何も言われなくなる日の方が、
ずっと怖いことを私は知っている。
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3|即・教材購入!アラカン逆襲モードON
授業終了と同時に、手が勝手に Amazon を開いていた。
ポチッ。
→ MOS対策教材(動画付き)購入。
覚悟は決まった。
・平日:4時間
・休日:6時間
・肩と手首:後で悲鳴
でもやる。
やるしかない。
170点のまま終わる人生だけは、選びたくなかった。
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4|仲間の優しさで涙腺ゆるむ
690点の仲良しに言ってしまった。
私「MOSは……別々に受けよう……
点差ありすぎるし…」
彼女は笑って言った。
「いいよ。一緒に受けよう。待つから!」
……あなたがゴールテープ切るころ、
私はまだ靴ひも結んでるレベルよ。
それでも胸にガツンと来た。
「よし、絶対追いつく。」
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5|パンフの“基礎科”と、実態のギャップ
訓練校のパンフにはこう書いてある。
「ビジネスパソコン基礎科」
普通は思う↓
「初心者向けだよね?」
しかし実態↓
・テキスト2日で終了
・3日目から総合問題
・MOS模擬は高速ロード
・初心者は涙と居残り
・できる人はスイスイ
・“基礎”という言葉、どこに行った?
初心者の感覚はこう↓
“瞬きしたら授業終わってた”
もう完全に生存レース。
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今日のまとめ
・ 170点は恥じゃない。むしろキャラ的には無双
・ 「センスない」発言でアラカン魂が着火
・ 即教材購入=逆襲モード突入
・ 仲間の「待ってる」で心まで燃える
・ MOSは遠い。でも私はもっと燃えている
明日から始まる
「170点の女・逆襲チャレンジ」。
読者さん、こう思ってません?
「170点からほんとに伸びるの?」
「この根性どこから湧いてるの?」
「いや普通に応援したい」
全部受け止めます!
次話ではスコアの“リアル推移”を公開します。
【26話・予告】
170点ショックから一夜――
再挑戦の結果は 257点。
数字だけ見ればギャグだけど、
アラカンの心はなぜか完全復活。
先生とのガチ相談、
仲間の再起、
そして推し(21歳)の“神セリフ”で涙腺崩壊。
次回、
“点数より心の伸びしろ”が爆伸びした日。




