第15話 テスト合格。そして“辞めなかった1か月”が報われた日
――アラカン、学び直しはここから本番
ついに――
テスト、合格しました。
合格そのものより、
「辞めずに来た1か月」を
私はいちばん褒めたかった。
そして来週からは、
恐怖の山場・Word魔王編が開幕します。
今回は、
・訓練校1か月の“リアルな手応え”
・ハロワで起きた、胸がふっと軽くなる瞬間
をまとめた回です。
1|午前:テスト合格!1か月前の自分にハナマル贈呈
9月某日、アラカンの私、無事テスト合格。
思い返せば、初週はしんどかった。
・通学だけで体力ゼロ
・3か月やりきれる気がしない
・眠気と座り疲れのダブルパンチ
でも3週間目に入るころには――
・朝のルーティン
・通学リズム
・授業のテンポ
これらが体に馴染んでいた。
「あれ? もう1か月経った!?」
時間が早く感じた理由はきっと、
“仲間ができた瞬間、人は強くなる”
というシンプルな真実だと思う。
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2|午後:気持ちはすでに“Word地獄”の山場へ
座学が終わり、次はいよいよ実技。
Word・ Excel・ PowerPoint
就活の本丸が始まる。
「ここからが本当の三か月だ!」
と自分に喝を入れると同時に、ちょっとワクワクしている自分もいる。
なぜなら――
“できるようになる自分”を見る瞬間って、
いくつになっても気持ちいいから。
Word魔王よ、かかってこい。
正直に言えば、 WordもExcelも、
できる未来より、つまずく未来のほうが鮮明に浮かんでいる。
それでも、今は逃げたいとは思っていない。
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3|ハロワで“官公庁の道”がほんのり開けた
この日は訓練校の帰りにハローワークへ。
就職支援計画書の提出。
淡々とした手続きのはずだったのに――
担当者が突然、優しく聞いてくれた。
「訓練校はどうですか?」
迷わず言った。
「とてもためになります。
社会から離れてたので、基本を忘れてしまってて…。
一から学び直せて良かったです」
すると担当者の表情がふっと和らぎ、
次の質問が来た。
「今、どんな仕事を希望します?」
即答。「官公庁の窓口を希望しています」
そこから急に丁寧モード。
・官公庁は1〜4月に大量募集
・未経験は厳しいが、単発なら入り口あり
「良い求人が出たらメールで知らせますよ」
その言葉が、砂漠で見つけた水のように喉に潤いを与えてくれた。
62歳の私の背中を、社会がそっと押し返してくれたような、不思議な感触。
「私、まだ、誰かに必要とされる場所にいけるんだ」
ハロワの自動ドアを出た時、空の青さが1ヶ月前よりずっと明るく見えた。
訓練校1か月。
ようやく自分に小さなハナマルをあげられました。
・不安でも通った自分
・新しい知識を吸い込んだ自分
・仲間と笑い合えた自分
全部、健やかに進んでる証拠。
今日のテーマ:続けると、世界は静かに味方する
あなたは最近、「ちょっとだけ努力が報われた瞬間」ありましたか?
コメントで聞けたら、次のWord魔王戦の力になります。
第16話・予告
Word初日。
講師がまさかの“逆神”に交代。
Wi-Fiは死に、PCは固まり、
若者が先生より詳しいという非常事態。
アラカン軍団が震える中、
私だけは静かに思った。
「これ絶対、小説の神回になるわ……」




