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自称ヒロインさん?
そう言えば、なんだかおかしな人が外部生にいましたのです。クラス分けを見るなり、叫んで魔力を暴走させてましたね…
ええと、なんでしたっけ…私はヒロインなの!上位のクラスじゃないなんてありえない!責任者が細工したの!?それとも悪役令嬢!?…でしたかね?よく覚えてました、私偉い。
「ヒロインっていうと、劇とかお話のお姫様とかのことを言うのですよね?」
す「そうだけど、どうしたんだい?」
「ヴィンくん、あの外部生を覚えてます?」
「あー…なるほどね。アレは確かに印象に残るね…」
「彼女のセリフを一字一句間違えずに思い出せた私はすごいのです。いや、それは良いんですけど。」
「うん、ユーは偉い偉い。」
「えへへー、で、ですね。」
「うん。」
「外部生でも私たちのクラスに入ることは出来ますけど、とても厳しく、狭き門じゃないですか。私も1度ディラン先生にやらせてもらったらギリギリ次第点でしたし。」
「そうだね。オレもあの試験はやりたくないな。」
A
(編集中)




