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異世界魔王になるってよ  作者: 白河 響樹
一章。ハーフエルフと女騎士と
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14.はじめての夜戦1

戦うため、領外まで一気に進んだベルクたちだが、未開拓エリアに入った為、慎重に進むことはない。

この辺りは大きな岩がゴロゴロあるとはいえ、レーダーもまともな通信手段もない以上、夜に隠れていたら連携も敵発見もままならない。

ベルクの乗るパンドラを中央にし、輪形になる配置の陣形で周りを警戒して進む。

歩兵部隊はパンドラのバックパックにある待機スペースで待機している。


「ここまでくれば領に影響ある位置ではないから、いいけど見当たらないな」

『わたしに頼れば一発よ。暗視あるし』

「さすがに切り札出したまま戦闘始めるわけには」


ほーちゃんとの会話は契約オプションで、脳内通話出来るようになっている。閉鎖感のあるコックピットでは嬉しい。


コックピット内を適当に弄り、有効なものがないか調べる。その時、間違って照明弾発射ボタンを押してしまい。辺りが短い時間明るくなる。

結果的に言えばこれは正解だった。四方から囲まれいて、今まさに剣を振り下ろされる所だったのだ。


「夜間迷彩コート!そりゃカメラ越しじゃ視認出来ないはずだよもう!」


夜間迷彩コート。ロストギアに装備することで、夜間や暗いところでは、標準装備されているカメラに写らなくなる特殊な素材で出来ている。それでも全部覆えるわけではないから隙間から少しずつ視認出来るのだ。

ベルクは、ライトを付け敵の視認をできるようにし、大鎌を構えた。パンドラの装備の一つだ。


「体制立て直し!」


緊急時用のモールス信号もどきで、アキト達に伝える。そのままパンドラを跳躍で飛翔させ状況を把握する。騎士の様な姿をして大槍をもつインパルス。これが10機周りにいるが、白夜の性能なら五分五分といえる。少し離れたところに大きな荷物を運ぶ車両。そして2機のロストギアのシルエットが見える。

まずは手近なインパルスに降下しつつ大鎌で胴体を真っ二つに切断する。アキト達が持ちこたえている間にアンナ達歩兵を降ろす事にした。

距離を取るため、加速させると横から魔力の塊みたいな攻撃を受ける。伏兵だ。おそらくウィザード隊であろう。


「腐ってもエリートって事かな?」

『いいこと教えてあげる。ここ開けてくれたら、そのへん飛んでるのはアンナがなんとかしてくれるみたいよ』

「なるほどね!」


ベルクがバックパックを開放すると、中から30本の光が飛び出した。領内のウィザード隊を招集していたのだろう。ウィザード同士の戦いは任せれば大丈夫そうだ。


「ここは任せて大将クビ取らせてもらおう」


戦いは始まったばかりだ。


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