はぁ、なんか面倒なことになっちゃった~由真編~
・・・・・・・・・とまぁ、こんな感じ!
いや~、ついついお風呂とかご飯とかすごくってさぁ~。あははは!
まあ、そんなことでこんな状況になっちゃったあたし。
「では、朝の挨拶もすんだところで。魔王様、少しわしの話を聞いてもらいたい。」
昨日のおじいちゃんがこの部屋にいた兵隊たちをこの部屋から追い出しながら言った。
・・・・・・まぁ、一晩泊めてもらったし、話を聞くだけなら・・・、いざとなったら逃げればいいんだし。
「では、まずこの世界の隣にあるもう1つの世界について話しましょう。」
?もう1つの世界?世界が2つあるの?
「ここ魔界とは違う世界、我々は獣界とよんでいますが、そこはなんとまあ、緑が豊かな世界でしてね。太陽にも恵まれていて、なんと季節があるんですよ」
太陽?ここにもあるんだ・・・・って、ちょっと待った!
「ここには、季節はないの?」
「・・・・魔界の方は、太陽の光はこないんです。」
・・・ん?どういうこと?
「それを話す前にまず獣界の話から致します。獣界にはその世界を守っているものがおりまして、そのものたちは神獣と呼ばれています。そして、その神獣たちが守っていることでその世界が成り立っているのでございます。」
へー、なんかすごいね。その神獣って
「ですが、ここからが問題なのです。」
ん?問題?
「その神獣たちのせいで我々の世界に太陽の光が集まらないのです。」
「?それは・・・どういう?」
「神獣たちは常にたくさんのエネルギー・・・・・・つまり、その世界が持っているエネルギー以上のものを必要としているのです。だから・・・・あの神獣たちは・・・」
「なるほどね、他のところにいくはずの太陽のエネルギーも吸いとっちゃってるんだ。」
「・・・・・・その通りでございます。そして、我々魔族は日の光もないこの世界で生きていかねばならなくなり・・・・・・」
「じゃあ、その獣界のひとたちに言えばいいんじゃない?」
「・・・・・・もちろん言いましたとも・・・しかし、獣界の人びとは聞く耳を持たず、しまいには我々のことを悪魔と呼び虐げるようになりました。」
・・・・・・唯が聞いたら怒りそうだね。ってか、勝手な人達だなぁ。
「なにも手だてはなかったの?」
おじいちゃんは、悲しそうに頷く。
「そんなとき、魔界の人々のごく一部が獣界に攻撃をしたのです。」
「攻撃を?」
「はい・・・、みんな不満がたまっていたのでしょう。そしてその者たちのグループは got slayerと名乗り、神獣たちを殺そうと目論んでいます・・・」
「ゴッドスレイヤー・・・・・・神を滅ぼす者たちね・・・・・・」
また、大層な名前だなぁ~
「魔王様!どうぞお願い致します!!この世界をお救い下さい!」
・・・・・・・・・は?
「いや、だから・・・・・・」
「我々は長い間あなた様が来られるのをずっと待っておったのです!」
・・・・・・いや、知らないし。
「だから、私は魔王様じゃ・・・・」
「そうですか、引き受けて下さいますか!さすが魔王様!」
・・・は!!
「待ってよ!あたし引き受けるなんて・・・」
「そうですよね!でないといつまでたっても魔王様も元の世界に帰れませんからね。」
・・・・・・ん?今聞き捨てならないことを・・・
「・・・そういえばあたしたちどうやって戻ればいいの?・・・」
「ですから、この世界をお救い下さるまで、帰ることはできません。」
なっ!!
「嘘ーーー!!」
・・・・・・まじかよ・・・・・・




