表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
水上保安庁(龍焔の機械神002)  作者: いちにちごう
1/17

プロローグ

 この国に突如として侵攻を開始した鉄車帝国と、その野望を食い止めるべくどこからともなく現れたチャリオットスコードロンの戦いは、世界の全てを変えてしまった。


 もちろんもっとも大きな変革を求められたのは舞台となったこの国であり、その後の世界をこの国が生きるには今まで存在した三軍の防衛組織だけでは足らない処まで追い込まれてしまう事態となる。


 何もできず良いように国土を蹂躙されてしまっては、専守防衛を専門としていた武装組織の存在理由を問われる有り様だったわけだ。しかし、それだけ手出しができないほどの脅威でもあった、この二つは。


 そんな常識を超えた強さの二つへ対抗するために、この国には陸海空以外の防衛組織がいくつか創設されることになる。


 それでも新たな戦いの為の準備をしている殺伐とした空気はなく、どことなくのんびりとした雰囲気なのはなぜだろう。


 常識外の戦いがようやく終わってくれたというそんなゆるやかな開放感に包まれた中、この国は新しい時代へと進み始める。




 ――しかしこれは、この国が実際に歩んできた歴史なのか、それとも彼女の為に用意されたものなのか。


 だがそれは、一度終わってしまった世界のサイハテの向こう側へ行くことを決めた彼女が選ぶことなのだから、我々には知り得ないことである。


 そして全てを知るのはW.R.T.のみ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ