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光と波の記憶 4話

一階の台所に着くと、既にシェスとルーシェはテーブルに着いており。

テーブルには野菜だらけのスープと黒パンが人数分置いてあった。

よく見るとスープの中身は不揃いな芋だらけである。


 何この酷い食事は?


「みんな揃ったみたいなので、飯食うぜ」

シェスがスープを喰いつき始めた。

ルーシェはシェスに冷たい視線を送ったがシェスは気にしてないようだ。


レンもセトも席に着き食事を食べ始めた。


仕方なく席に着き食べ始めると、やはり不味い

   こんな酷い味のものよく食べれるわね・・・


「真紅さん、こんな食事は初めてですか?

ここでは、こんな食事が当たり前なんですよ」

ルーシェが心の内を見透かしたように話しかけた。


「そんな事は無いわよ 

単に初めての味だから戸惑っているだけよ」


「真紅、あんた達騎士たちには判らないだろうけど

ここじゃ食えるだけで御の字なんだぜ」

シェスがパンに食らいつきスープを啜りながら話しかけた。


レンやセトは静かに食べている。


 なんなのよこの世界は・・・

しかし空腹には勝てず残さず食べ終えた。


「レンさん 真紅さんを町を案内してあげて下さい

女の騎士なんてそう多くない筈ですから

すぐに手がかりが見つかると思いますよ」

ルーシェはレンを見て話しかけた。




台所の窓から、さわやかな潮風が朝日と共に吹き込んでいる。


 

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