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白虎の後継者

西園寺家。


白虎を守護神とする武門。



西園寺奏多は天才だった。



戦えば負けない。



術も強い。



頭も良い。



だからこそ。



退屈だった。



全てが簡単だった。



そんな彼の耳に届いた噂。



「四霊?」



奏多は笑った。



「面白そうじゃん」



四霊を従える少女。



そんな存在がいるなら。



見てみたい。



いや。



奪ってみたい。



白虎が囁く。



「興味があるか?」



「ああ」



奏多は笑う。



「久しぶりに面白そうだ」



彼が興味を持ったのは。



力だった。



六花ではない。



まだ。

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