表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?  作者: 桜井正宗
建国編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

36/100

第36話 レベル投げの追加効果

「ボ、ボルケーノゴーレム……!?」



 噴火しながらも溶岩を体中から垂れ流す真っ赤な巨人ゴーレムが接近してきた。その移動速度こそ鈍足だが、初エンカウントだ。下手に攻撃すれば、死を招きかねない。



「ど、どうしましょう……」



 不安気に俺の(すそ)を引っ張るフルクは、恐怖に(おび)えていた。まずいな、このままでは冷静を失い、恐怖に支配される。その瞬間、死が――。



 そうはさせない、俺が必ず守る。


 螺旋階段をゆっくり降りていく。



「フルクは、モンスターからの距離をかなり取れ。あんな噴石と降灰、火砕流と土石流を同時多発的に起こす激ヤバモンスター、接近は容易ではないからな。……よし、この位置を維持するんだ」


「こ、こんなに離れるんですか……」



 30メートル以上は離れているだろう。

 けれど、安全圏だ。この距離を保つ。それから俺は【レベル投げ】の準備を開始する。まずは一体のボルケーノゴーレムで様子見あるのみ。




『――――レベル投げッ!!!』




 ブンと振りかぶってレベルを投擲(とうてき)する。



 見事に激突するレベルの塊は、ボルケーノゴーレムの顔面にヒット。ドロドロの溶岩を周囲に()き散らし、倒れかける――が。




 全身からドンとマグマを噴出してきやがった。




「げッ……!」

「アウルムさん!!」




 どうやら『キラウエア』という火属性魔法らしい。激しいドロドロの溶岩が大津波となって襲ってくる。俺は、それを食い止める為にスキルを乱発する。




「レベル投げ、レベル投げ、レベル投げ!!!」




 なんとか押し返し、事なきを得た。

 安堵(あんど)して、俺は少し後退していく。



 ……それにしても厄介(やっかい)な。



 これが本当の『EXダンジョン』ってワケか。モンスターを一体倒すのにも一苦労すぎる。二人ではキツイか……もう少し戦力がいるかもな。



 撤退も視野にしていると、フルクが叫ぶ。




「……あの、わたしのレベルを引き換えに、アウルムさんの【レベル投げ】を強化したいと思います」


「なんだって!? そんな事が出来るのか?」



「ええ、わたしの……聖女の力です! ただし、わたし自身のレベルを犠牲(ぎせい)にしなければですが、今は話し合いをしている時間も惜しいです。いきますよ!!」



 よく分からんが……【レベル投げ】のレベルを引き上げてくれるらしい。それにより、副効果を追加してくれるわけか。それしか手段がないな。



 敵の攻撃を(さば)きながら動いていると、突然、体が光りはじめた。パンッと祝福するような音が鳴り響く。すると――【レベル投げ】に追加効果があった。



「こ、これは……」




 ――レベル投げ:聖槍生成――




 と、あった。




「それを使えば『聖槍・プリムスウィクトール』を生成できます!」



「聖槍だって? そりゃすげぇ、武器を生成出来るとか……勇者として、願ってもない話だ」



 さっそくスキルを発動。

 すると、手に聖なる光が集中し、膨大な魔力によって槍が()まれた。それは(まご)うことなき槍の形をしており、早くも手に馴染んだ。



 ……軽い。

 軽くて、丈夫で持ち易い。




「す、凄いです……それが聖槍なのですね」

「らしいな。こんな銀色に輝く槍は初めてだ……いや、槍自体初めて使うけど、なんだろう。コイツを投げれば一撃でヤツを沈められそうな気がしている」



「ええ、その武器なら勝てるかと!」




 かなり神聖な魔力が溢れ出ている。

 これほど周囲に影響を及ぼす程に拡散しているとはな、ヒーリング効果も(わず)かにあるようで、体力の自然回復速度も上がっている。



 すげぇぞ、これ。




「――ならば、この一撃に()ける!!」




 俺は、槍を、構え――!!!

もし面白い・続きを読みたいと感じましたら、ブックマーク・評価をお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
↑☆☆☆☆☆を押していただけると嬉しいです↑
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ