嫌な出逢い
7月の上旬。
20時30分過ぎの街中を歩いていた私はある居酒屋の前を通り過ぎようとして、道の端で寝転がる大人の女性を見かけた。
私以外が介抱するだろうと一瞬思って、立ち去ろうとしたが、見捨てられなくなり、寝転がる大人の女性のもとに近付いていき、屈んで、声を掛けた。
「大丈夫ですか?」
「ん〜ふぇえ?あんだってぇ〜こんなぁ時間にガキんちょが居たら危ないでしょ〜がぁあ!えぇえ?」
「あなたの方がよっぽど危ないですよ」
「私に説教垂れるなんてぇ何様だぁ〜あ!!」
「あぁもう!!水、いります?」
私が水の入ったペットボトルを彼女に差し出すと片腕が伸びてきて、水を飲みだした。
「うぅぅ……ぷはぁ〜あ、うぷぅっ……吐きそ」
私は大人の女性の背中をさすり、介抱した。
私は彼女を立たせ、アパートに連れていくことにした。
「間島のやつぅっ、気にくわねぇ……うぅぅっ」
アパートに帰宅し、ベッドに彼女を寝かせ、ダイニングテーブルにコンビニで買ってきた物が入ったレジ袋を置いた。
明日も高校の授業がある。
アイスを食って寝よう。
変なものを持ってきてしまった。
アイスを食べ終え、寝室に脚を踏み入れると持ってきてしまった大人の女性が着ている服を脱ぎ出していた。
「あれぇ〜ここぅ、私の家じゃないような〜……暑い」
「ちょっとなにしてんですか?」
「暑いから脱いでんじゃないのぅ〜」
私はベッドにのり、彼女が脱ぎ出す服を着させようとした。
「あぁ〜もう!!暑いって言ってんでしょ!!」
私と彼女の攻防は彼女の勝利だった。
彼女が裸になり、抱きついてきた。
「私だって暑いんです!!離れてくださいよっ!!」
私が突き放すと、ベッドにのってきながら、怒ってきた彼女。
「突くことないでしょ、サユちゃん!!ママがなにしたって言うの!!」
「私はサユじゃないってぇ〜!!さっさと離れて服着て〜っっ!!」
「サユちゃん、私とえっちしよ〜!!」
私はサユという娘に間違われて、セックスをされた。
私はリビングのソファで就寝することにした。




