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3.聖女 リリィ・クレモント

主人公の説明です。

ほぼあらすじと同じ内容なので、読み飛ばして大丈夫です。

ところで、

クレモント子爵には3人の息子と、末娘が1人いる。


子爵の唯一の娘であるリリィ・クレモント嬢は、極めて稀有な特性を授かっていた。


時間をかけて思考し、理解し、彼女自身が願うならば、世界の真理を読み解き、書き換える力、

―つまりは、奇跡を起こす「神聖力」という聖女の力を秘めていた。


リリィは、成人となる17歳のその日までそのことに気づかない。

周りの者は誰も気づかないどころか、少し抜けているリリィの将来を案じ、

誰か強い者が守ってあげなければとても生きていけないだろうと、屈強で優秀な結婚相手を探していた。


また、17歳の誕生日からリリィ本人は神聖力に少しずつ気づいていくことになる。が、しかし、

―悲しいかな、その真実を受け入れることについても― リリィには時間がかかった。


そんなリリィは14歳のころ、不思議な少年に出逢う。

これは、その頃のお話である。

読んでくださって、ありがとうございます。

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