第二十一話 決勝『黒王』VS『女帝』4
「流月流・孤技『虚構の心臓』斬撃とは何か、何を持って剣となし何を持って善を成し何を持って悪と成すかそのことを意味する剣であり、僕そのもの。さあかつての教え子の孫よ、受けるといいさ。」
その一言で、地面を駆ける。本来であれば、人の身では不可能の目にも留まらぬランダムな箇所への三連撃それが『虚構の心臓』僕の剣術において、奥義とも言える技であり試練において唯一使える技術でもある。
(さあ、どうする?受けるか、流すかそれとも切るか)
「お祖父ちゃんが言っていた。その技は、あなたにとっての審判の技であり相手を必ず殺さない。それゆえに、攻撃する範囲は限られよくて四肢、重症になったとしても腎臓などが傷つく程度だと。だからこそ、打てる手段というものがある。だからこそ、反撃が一番きく。」
勝負は、一瞬でついた。
「これは、驚いた。」
「私の『変世機』『白紙の物語』は可能性そのもの。私の能力は殺した相手のステータスの百分の一を手にすることができる。あなたとの戦いだったら、使いたくはなかった。お祖父ちゃんの、私の力で勝ちたかったから。」
そう言って、彼女は僕に向かって言い放つ。
「だから、これは無効試合。あなたも全力を出せていなかったし。」
「いいや、誇りたまえ。君は見事に自らが歩んできた道の力で、僕に打ち勝った。だとしても、ああ残念だね。まさかあの子にこれほどまでに見極められていたとは。実に見事だ。なにせ、僕の四肢を切り落としたのだから。」
「それは光栄。というか、大丈夫?体、灰になってきているけど」
「ああ、時間切れだね。大丈夫じゃないや。悪いけども、現実世界で10日後に西方大陸に来てくれ。そこで、君の願いを聞こう。まあ願いの予想自体はできているけどもね。」
「別に無効試合でもいいって言ってるのに。」
「僕のポリシーみたいなものさ。諦めな。」
そう言って、僕の体は時間切れで消滅した。
まあ、ソロモンに勝つためにソロモンとの戦いを常に振り返り続けたカルテリスとソロモンの試練に勝つために全身全霊を尽くしてきたマチルダ双方の努力が一つでもかけてたらソロモンが勝ってたでしょうね。
ちなみに、マチルダの『変世機』はマチルダ自身がソロモンというバカみたいな師匠からしても全力の技ぶつけなけりゃダメだったくらいには強い祖父から技術教えられてますからね。普通にアホみたいなステータスになってます。まあ、これの何がやべえって一部だけは常時発動になってんすよね。一部だけでアレですから。使用したら、全ステータス五倍になるくらいにはやばいです。(まあ今後能力増える可能性もあるけど…)
さて、明日からはまあ三話くらい掲示板回が続きます。ごめんなさい。
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