閑話 ベロボーグについて
短いです。
予選第三回が終了して、数分後沈黙していたアイさんが僕に問いかけてきた。
「あの、ベロボーグちゃん無茶苦茶すぎませんか?あの人と言っていいのかわかんないですが、正直言って『剣聖』さんとか『女帝』さんとかと同じくらい強そうなんですけど…」
「そうですね、まああの子のコンセプトぐらいなら話していいかもしれませんね。」
「コンセプトというと?」
「ステータスに降る上での、コンパスのようなものですね。さて、あのこの場合の話をしましょう。あの子は『単体で殲滅並びに白兵戦そして一対一を完勝することができる』と言った感じですね。」
「聞いてるだけで、やばそうってことがわかりますね…」
「そもそもの話、あのこレベル千になるまでに獲得したときにステータスポイント全部STR(筋力)とAGI(速度)に全振りしてますし。それに、あの子いくつか僕が知らない手札持ってますからね。」
その言葉にもう一度会場内が沈黙する。そして数十秒が経過した。
『ハアッ!?』
その一言が会場内にこだました。
「ど、どういうことですか!?なんで主人のあなたが知らないものがあるんですか!そしてなんでその振り方であそこまで高いENDを擁立してるんですか!?」
「先ほども申し上げましたが、僕があの子に決定したのはコンセプトまで。どう言った形でステータスポイントを振ったりスキルを会得していくのかについては僕も完全に放棄してますからね。」
「てことは、もっと強い可能性もまだあるってことですか?」
「ええ、まあ『女帝』さんたちに負ける可能性もまたありますがね。あくまで、コンセプトとしてですが彼女は未だ完成と言ってはいけませんし。そもそもの話が僕の『変世機』としての位階がまだ第二段階なので正直言って勝てるかどうかはわからないと言っておきましょう。」
「そんだけやばい能力とか持ってんですね…チートすぎません?」
「まあ、一応僕が知っているスキルを一つ明かしておきましょう。彼女が有しているスキル『攻撃は最大の防御』はパッシブスキルようは常時発動型のスキルですがね、その効果は『使用者のSTR(筋力)分END(耐久力)を増やす』という能力です。」
「てことは、あれが限界じゃないわけですか?」
「ええ。」
「もう嫌だこの人!!!なんでこんなにさっきから爆弾投下しまくってんの!?」
再度アイさんたちが叫び出したのは想像に難くないだろう。
まあベロボーグのENDの高さに関する説明などでした。ちなみに、『フローライト・オンライン』の世界にも、ダンジョンはあります。運営によって作られた『特殊ダンジョン』と突然出現する『通常ダンジョン』の2種類があり違いは前者は報酬が高い代わりに敵が強くそして階層の限界はまあほぼ無いほぼ無い。(大事だから二回書いた)、後者はピンキリだが報酬もそれにあった形になり階層の限界もある。。って感じですね。前者はUBMも徘徊してるもんだと思って下されば。まあ千層以上下に行ったらの話ですが。
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