第14詰 僕のつまらない失敗
普通の人にはどうでもいい、つまらない失敗をした。
僕がやってるスマホゲームの話だ。この時点で、興味のない人は多いと思うし、3900万人くらいにしか伝わらない話だけど、まあ聞いてください。
僕がやってるスマホゲーム、仮にゲームPと呼ぼう、は時々、プレゼント的なダンジョンがある。今回のダンジョンは、クリアするだけで、マジカル的な石と、ある特別なモンスターが必ずドロップする。この特別なモンスターを仮に、Pと呼ぼう。今回はそのPが、自分が欲しい色のが出るまでダンジョンに入り直せる仕様だった。
僕は、黒いPが欲しくて、黒が出るまでダンジョンに入り直すつもりだった。だがしかし、駄菓子菓子!ダンジョンに現れたのは青のPだったのにも関わらず、いつものクセでポチッとPを倒してしまったのだった。条件反射って怖いね。青かあ、やり直し!と思ったのに、指は自然にスマホの画面を押すんだもの。
この話、分かる人(3900万人)は、それあるー!って共感してくれただろうか。分からない人にはほんと意味分からないよね。
なんか地味にやっちまった感が残ってイライラしたので、失敗した連呼に至ったわけです。なんなすみませんでした。
あ、あとこの小説、友人に読ませはしませんでした。いかにも読ませるような引きで前々回おわってしまってこのザマです。
僕は、ほんとつまらない奴です。
なんなすみませんでした。