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お金稼ぎ 終
神崎は帰った。
だが、客はまだ来た。
「警察です。ペガサス…春哉さん、署までご同行願います」
「…解った」
二時間後。
「ペガサス」
「警察に何を言われた?」
「あれは確実に正当防衛だから捕まえはしない、と。後、一応病院にも寄ってきた。まだ、二人とも面会謝絶だった。」
「…そうか」
「ただ…」
「ただ?」
「藤巻の死に顔は拝んできた」
「…………。」
「なあ、ペガサス」
「バジリスク?」
「わしは…昨日一つ思ったことがある…。お前が藤巻を殺したときだ…。これが本当の…
『ハードボイルド・ルーラーズ』
なんだ、って…。」
「…………。」
サンガーが絶句する。
「俺は…人を殺した…。」
「言うな、ペガサス」
サンガーが止める。
「俺は…自分の技で人を殺した…。」
「もう言うな」
「俺は…」
ガスッ!
「もう言うな」
「…………。」
サンガーはペガサスを殴った。
その夜、もう一度病院に向かった。
「えー…まず、猛君の方ですが…。弾は急所を外れましたが、少しずつ衰弱していっています。目が覚める見込みは今のところありません。
佑樹君は、猛君よりも早いスピードで衰弱しており、多分そのまま…。」
「…………。」
「もうどうしようもありませんので、明日には会えるようにしたいと思います。」
男三人、泣いていた。
お金稼ぎ、終了。




