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フルダイブ・テストプレイヤー「勇者に訪れる161の結末」  作者: 虹鳥
仕事、第6週目

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エンディングリスト No110・No111

前と前々周で2回連続で店の事をやった

それなら今度は転職相談所でも同じく2週連続で試すことにするか

今週の残りはえっと……4つか

となると転職相談所後は何をしようか……竪琴で何かしてみようかな?

まあ、それはまた後でにしてみるか


まずは家を出て3倍速に

2周の間、転職相談所に行くだけでいいから何もアイテムを持たないで行けるのはちょっと脳のリソースを減らせるから、少し楽になる

王城をスルーして獣道へ

ダイナマイトを手に廃坑の壁を破壊して突破

脇の道へ行き超大海原の港にて10倍速で大きいブリッジの箱の中へ

密航が終わったら噴水広場を経由し10時の方向

転職相談所に着いたら等倍にする


「勇者がここに何の用なんだ?勇者って職業ならここに来るメリットはないぞ?」

「いらっしゃいませ!

どのような職業に転職希望ですか!?」


ショウさんを通り抜けてヒュウさんの所へ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

勇者を辞めて転職しますか?

「はい」               「いいえ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「はい」を選択する

そろそろ戦い以外になるかな?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

何に転職しますか

「格闘家」「魔法使い」「大剣使い」「暗殺者」「盾使い」

「弓使い」「僧侶」「猛獣使い」「死霊使い」「商人」

「槍使い」「吟遊詩人」「精霊使い」「竜使い」「農民」

「転職相談所」「冒険者ギルド」「薬屋」「演劇団」「ディーラー」

「思い直して勇者を続ける」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


これは……どっちだ?

次にやるのは「商人」

前回まで店の事をやっていたけど、今回は客ではなく店員になるのだろうか?

これは戦う系の職業ではないけど……それ以降に「槍使い」とかの戦いそうな職業が並んでいるのを見ると…これも戦闘系だろうか?

たしかに、作品によっては魔物と戦って素材を集めて売る

店を経営しながら魔物と戦うなゲームや作品が存在している

って考えたら、商品を売るだけな内容じゃないだろう

……だとしたらどう戦うのだろうか?

某有名RPGのスピンオフの不思議のダンジョン作品とかで戦ったりするし

作品によって戦い方もマチマチ、手に入れた道具とかを投げまくったり様々な武器を使ったり

そうなると結構未知な所が多くて、楽しみな所が多い

……そういえば一番懸念していることがあるけど、商人って一番の武器は商売力や話術力が必要になるけど、喋れない俺でもどうにかなるだろうか?

後半に「転職相談所」「冒険者ギルド」があるし、行けるのだろうか?その時に心配することにしよう


ワクワクしながら「商人」を選ぶ……ところでこれって「しょうにん」って呼ぶのか?「あきんど」って呼ぶのか?

周囲の景色が変わり再構築していく、今回の場所は一体…


「(って?なんか広い気が?)」


森の中ではなく、結構広い…草原の街道に出た

え?どこここ?

ファンタジー作品であるような、広い草原の中に黄色い道ができている

その道がどこまでも地平線の果てまで広がっている

自分の姿は…って


「(な、なんか背中に違和感が)」


後ろを見てみると、大きな茶色くて丸いリュックを背負っていた

この中に取引をする商品が入っているのだろうか?

恰好の方は頭にテンガロンハット見たいな帽子をかぶっておおり、ポンチョのような物を着ている

……よくポンチョを見たら、内側に何か薬瓶がぶら下がっていた

これ…いざと言う時に使えそうだけど転んだら色々と大惨事になるのでは?

ぱっと見の格好だと結構動きにくそうな感じだけど、そうは思わない

リュックに重量を感じないし、ポンチョの薬瓶も体に固定されているような感覚だ

ちょっと試しに歩いたりジャンプすると、軽やかに動ける


「(そういえば、何も現れないな…?)」


いつもだったらカカシやプロペラ付きのマトやジェリーコが出てくるはずだけど

自分の体を見て周囲を見ても何もいない

これは、何か行動を……それも道を歩いたりしないといけないという事なんだろうか?

…でもどっちだ?始まった瞬間の正面方向か?それとも背後の方向か?

取り合えず背後の方向へ………


「(あいてっ)」


……うん、前の盗品捜索の時があったから予想をしていたけど

見えない壁があった

じゃあ正面方向に行くことにするか


……

……


そう考えながら歩いて行ってみる、今までの職業だったらすぐにエンディングになりそうなところではあるけど、歩いても目立つ物が見えてこない

何か別の方法があるのだろうか?

他に出来ることと言ったら……リュックを漁ってみるか


一旦その場に座り込んでリュックを置いてみる

口を開いてみて中身を見てみると


「(何だこれ?)」


中には杖や大小さまざまな剣、弓とかの今まで使ったことのある武器、槍などのこれからも使う武器もあった

これは売り物なのか?それとも自己防衛の武具なのか?

……折角だから使ったことのない武器を使ってみよう

中にあった鎖鎌とチャクラムを手に取った、結構物珍しい武器だからちょっと楽しみだ

鎖鎌は結構長い鎖が付いていて、片方には文鎮のような重しが

もう片方には鋭い鎌が付いている

チャクラムはリング状の鉄でできた投擲武器になっており、内側を持って遠心力で飛ばせそうだ

それらを手に持って進んで見ると、敵が現れた

ジェリーコでしかも数は少ない、戦ってたら行けるか?


そう思ってまずは遠い位置にいるからチャクラムを投げてみる

投げたのは初めてではあったけど、弓矢のように感覚で当てることができる

今度は…と鎖鎌も使ってみる

まずは手元でいったんぶん回して遠心力を働かせた後、正面に投げてみる

こちらも感覚で狙った所に飛ばすことができて当てることもできた

文鎮の方も同じく回して飛ばすこともできる

なんだか、踊っているみたいで楽しいな


そう思って殲滅して先へ進んで行く、これ以降にモンスターは特に何も出てこなかったけど今度は……


「(箱……宝箱か?)」


でも、今までこの世界で見たアイテムボックスとは違って

立方体の箱の上にかまぼこ状の形、箱の下地は赤色になって枠は金の装飾を施していて……本当に「宝箱」って外見をしていた


「(ミミックじゃねえよな?)」


そんな意地悪系ゲームみたいなことが起こる可能性は低いが、念のために警戒しながら開けてみる

中には魔物のツノや牙、鉱物や加工済の宝石、見たことのない植物など

そのような高級そうなアイテムがいっぱいあった

凄いな……宝箱からだけどドロップアイテム的なのって初めてかもしれない

ツノとか牙の触り心地結構固めだ、これで噛まれたり突かれたりしたらひとたまりも無さそう

牙に関しては色々と経験したことあるけど……

宝石とかあの証系とも違って非常に輝いている、ドラゴンのいた金銀財宝の方は…アッチはほとんど見ている暇が無かったらどうとも言えないけど、こっちは少量だからちょっと欲しくなる

そしてこの植物、一見するとそこら辺に落ちてそうな葉っぱに見えるけど……ちょっとハーブティー見たいな良い匂いがするし落ち着いて来る、アロマみたいな感じなのかな?

これら、持って行けばいいのだろうか?

そう思って1つ1つリュックに詰めている内にに違和感を一つ感じた


「(あれ?そういえば、普通にアイテムを持っているのに、ウィンドウが表示されない?)」


「○○を入手しました」と今まで出てきたけど、そのようなものが表示されない

転職後ってやっぱりこんなにも違うのだろうか?

インターフェイスも変わる職業もあったし、それが当たり前なんだろう

アイテムをすべて詰め込んだのちに出発、今度は何が見えるのだろうか?


……


そう思いながら進んで行くと、なんか、街道の横に明らかな露天のような場所が見えてきた

柱が4本あって、その上に(ひさし)がかぶせられており

箱に何かものが置けそうなランチョンマットがかぶせられており、それがいくつも並んでいる

そしてその置けそうな場所の向こう側に座れそうな椅子がある

ここに商品を置いて店を始めればいいのか?


リュックを開いてさっき手に入れた素材を取り出しておいてみる

ちゃんとランチョンマットの真ん中になるように置いて見栄えを良くしていく

全部を埋めた後に椅子の方に座ってみると……


「(え……あ?急に人が?)」


何処からともなく人々が現れて行き、俺が接客をする間もなく商品を取ってお金を置いて行く

レジとかそういった物がなく、商品の代わりにお金が置かれるような形だ

そうなって人々はあっという間に去っていきお金だけが残った


「(…こうして金貨を見てみると綺麗だな)」


置かれた金貨をリュックの中に回収しつつ観察をしてみる

自分の顔が写るぐらいピッカピカだな、反射をゲームに取り入れるのって結構な技術が必要になるけどフルダイブゲームで行えるの本当に凄いな……

回収が終わり、先に進もうとした瞬間にエンディングに入っていく感覚になっていく

結構いろんなことが出来て楽しかった気がする


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

No110「モノを売るだけじゃないよ?」


勇者を辞めて商人になったカイザン

戦いたくないからと、細々と暮らそうとしたけど

商品調達や調合に創作、防犯にやる事がいっぱい!

それなのにワンオペなんてムリゲー過ぎるよ!

ノイローゼになってしまって引退だ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


…………うん、まあ、たしかにやる事が多くて最初の方は楽しいかもしれないけど

多いは大変になる、そういえば店員を殺したエンドになった時も「やる事がいっぱいあって大変だ!」的な事が書いてあったしな

ゲームキャラはメンタルゲージとかスタミナゲージとかが無い場合もあって、24時間飲まず食わずで働くことはできる

でも現実ではそうはいかないからな……そのためにも分担作業とか必要になって来るけど

……そう考えたらワンオペ系のゲームってすごいんだな

さて、帳尻合わせの為にもう1回転職するか


家を出たら3倍速に

王城と通り過ぎて草原の脇道を通り獣道へ

ダイナマイトを入手したら廃坑を貫通

脇の方角に言ったら超大海原の港で10倍速にして大きいブリッジの入り口にある箱の中に入る

密航して反対側に着いたら10時の方向へまた行き

転職相談所の近くで等倍にする


「勇者がここに何の用なんだ?勇者って職業ならここに来るメリットはないぞ?」

「いらっしゃいませ!

どのような職業に転職希望ですか!?」


ショウさんの話を聞き流しながら、ヒュウさんの所へ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

勇者を辞めて転職しますか?

「はい」               「いいえ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「はい」を選択する

次はまた戦う系だったかな?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

何に転職しますか

「格闘家」「魔法使い」「大剣使い」「暗殺者」「盾使い」

「弓使い」「僧侶」「猛獣使い」「死霊使い」「商人」

「槍使い」「吟遊詩人」「精霊使い」「竜使い」「農民」

「転職相談所」「冒険者ギルド」「薬屋」「演劇団」「ディーラー」

「思い直して勇者を続ける」

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今度するのは「槍使い」なんだか久しぶりにスタンダードな職業を選んだ気分がする

名前の通り槍を使って戦う者で槍のリーチによるが近距離だけでなく中距離で戦うことができる

長いリーチを利用して敵から間合いを取って遠くからチクチクとさすもよし、馬に騎乗しながら槍で突撃するもよし、ぶん回して周囲の敵を巻き込むもよし、投げつけて貫くもよしな一見すると万能な戦い方ができそうではある

けど、実際はさっき上げた一例事に槍の造りが違っていたりする

ぶん回すのは先端が斧になっているハルバードが適しているし、投げるのは短い短槍を使うと変わったりする

万能そうに見えても実は限定されていることが多い

……もちろん、創作内ではそんなツッコミも関係なしに扱うのが一番いいと思うけどな

そう言ったロマン、俺だって好きだし


そう思いながら「槍使い」を選択して初めて行くことに

周りの景色が消えて行き、分解して再構築

場所は久しぶりにあの森の中になった

自分の姿も変わっていく、全身に鎧をまとって防御面ばっちり

けれどちょっと軽装備な感じで動きやすくなっている、肩や膝や肘など駆動する内側などは鎖帷子な状態で簡単に曲がることができる

そして鎧をよくよく見ると、大きな盾に斜めの槍か掛っているシンボルが見えた

そして


「(うおっ?結構デカいな?)」


自分の身長よりある……多分2mか?それぐらいの長さの槍があった

手に持つ部分は布の様な物が巻かれており、胴体の部分は赤い色

そして先端には鋭く長い槍の先端が見える、触るだけで何でも貫いてしまいそうなぐらい長く細い

そう思っていると目の前にはカカシが出てきた


「(いきなりジェリーコと思ったけど、試してみるか)」


槍を両手で持ち……っててこの原理なのか結構重く感じるな?

狙いをつけて突いてみる、思った以上にブレる!?

適当に振るだけではダメか……そう思って意識して振ってみる

おお!?思った以上に結構威力がある感じがする!

カカシの胴体を貫くと「パッキーン!」結構気持ちいい音が響いて真っ2つに

他にあったカカシにも試して貫いて行く

残った1体は……


「(ちょっと振りかぶってみるか)」


持っていた持ち方を変えて、大きく振りかぶって命中させる

……すると


「……っ!?」


思った以上に抵抗感があって驚いた

前にやった大剣と大きく違っていてびっくりして一旦槍を落としてしまった

たしかに、ハルバードみたいに先端が刃にはなってない刺突な形をしているから仕方ないか

カカシ自体は砕けたけど、もし本番の戦いでやっていたら大きな隙を生んでいたな


改めて拾い上げて、回りを見てみると敵が現れた

いつものジェリーコがいたけどなんか様子が……


「(なんだ?一列に並んでいる)」


規則正しく列を作って、まるで俺を中心に集中線ができている様子になっている

もしかして…………突撃しろってことなのか?

そう思い槍を正面に構えて、地面を平行になるようにして突撃していく

すると、手に抵抗感は確かに感じたけど一列にまとめて「ドドドドドッ」と連続で倒すことができて非常に気持ちよく倒せた

これ、良すぎるな……

元の位置に戻ってほかの位置にいる一列のジェリーコに向けてまた突撃

他の場所にいるジェリーコに対しても突撃

なんだこれ!プチプチを潰していくみたいな感じに癖になる!

そう思ってすべての列を倒して行ったらエンディングに入っていく

今回はちょっと早めだったな


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No111「1m20cmは周囲を開いてください」


勇者を辞めて槍遣いになったカイザン

援護を頼むと初めてのパーティーと共に行くことにした!

けれど、槍が結構長く荷物はかさばるし狭い所などで行動できない!

しかも、槍の長さで仲間を巻き込むことが多々あった!

足を引っ張っている罪悪感に苛まれたカイザンは引退しました

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


おいいいい!!もうちょっと、こう、何かやりようがあっただろ!

たしかにいつも使ったことない大きなものは慣れるまでかさばることが多いし

トレッキングとかでも、杖で歩こうとしたくなるけど実際は重くて邪魔になるんだぞ!

だから槍の距離感を体感的に理解してから行動をしなさい!

どんな職業だってちゃんと良さがあるんだからな!

決してハズレ枠とかあるわけねえからな!戦闘以外でもちゃんと輝けるものだ!


「はぁ……ゼェ……」


なんか、今回はヒートアップしてしまった…………

罪悪感を抱えたまま縮こまりたくはないからな……

まあ、俺もこのゲームで誰かを殺すことをあったけど、その罪悪感を抱えたまま縮こまらずに生きて

せめて、何かに活かしたいしな……

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