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「遅い…遅すぎる」


薄暗いパソコンの灯りのみが灯された部屋に老婆の声が響く。


その声に反応したかのように手元のスマホが鳴り響く。


「首尾よくいったかのぅ?」


電話に出るや否や開口一番に成果を聞く。

結果を言えば、成功。


しかし、電話口の声の主は息も絶え絶えのようだ。


「すぐ迎えを寄越すから待っとれ」


声の主が重大な怪我を負っているのは明らか、老婆の声色にも少し焦りの色が見える。

だが、声の主はその申し出を断った。

死に場所位は自分で選ぶとのこと。


どうやら傷は浅くないようだ。

その声からは覚悟が感じられた。


「そうか…すまんのぅ…」


声の主は最後の力を振り絞って声を上げた。



妹の為に必ず、成功させろ。と。



その声を最後に電話からは音が消えた。



「勿論じゃとも、必ずお前さん達の仇は射つ」


そうして、孫達を殺され、人類に絶望した老婆は全人類に裁きの鉄槌を降すべく。


災厄の矢を解き放った。

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