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1月18日誕生

中学1年生 12歳


イジメられて引きこもり中

「お兄ちゃん、おきてよ」


「いつまで寝てんだよ」


二人の4本の手が僕の体を揺すり、起こそうとする。


そしていつも通り起きない僕のことを妹の眞貴が蹴りだした。


「え、蹴っちゃだめだよぉ」


もう一人の妹の空がそれを止めようとするが眞貴は無視して僕が起きるまで蹴り続ける。


「痛い、起きる、起きるから」


腹部を容赦なく蹴られ、うずくまる。


「空、飯作っとくからこのバカ起こしてといて」


ようやく蹴りをやめた眞貴が部屋から出たことを確認して起きる。


「あー、腹いてぇ」


お腹をさすり立ち上がる。お腹が痛いためどうしても猫背になってしまう。


「大丈夫?」


優しい空が心配して一緒にお腹をさすってくれる。眞貴の暴力の後だったため余計妹のありがたみを実感する。


「ありがとぉぉぉう」


涙を流したように誇張してありがたみを空に伝える。


「大袈裟だよ」


空は笑顔で笑っていた。


「ご飯、食べよ」


空に連れられて僕は食卓に着いた。


「おっせーよ」


席に着くなり眞貴の暴言が放たれる。


それをスルーして眞貴が席に着いたところで食べ始める。


適当に会話しながら朝食を食べ終えた僕と眞貴重は学校に向かった。


イジメられている空は家にお留守番だ。


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