女神④
「やっと終わったー」
いくつもののスクリーンを前にロリ女神がぐったりとイスに寄りかかる。
今日だけで17人の妹、自分含めて18人の妹のバレンタインデーの様子をモニターしていた。
「お疲れ様です、女神様」
付き人がそう言うと他の付き人もつられて礼をした。
「しっかし、改変やりすぎたなぁ」
モニターを切り換えて改めて妹たちを眺める。
女神の能力は改変だか改変前の世界は別次元に残っている。
軸となる世界が「改変」という能力によって変わっただけである。
分岐が起こったのだ。
しかしそんなことが起こったなんてほとんどの人が気づかないで生活している。
気づくのは創造神ぐらいだ。
世界はその創造神によって造られ監視されている。
その監視は「改変」によって対象が変わるだけなのだ。
「なんか、チョコ食べたくなったわ! 持ってきなさい」
「承りました」
付き人が深々とお辞儀をして去る。
その付き人が戻って来たのは10分後だった。
「遅い!」
「申し訳ございません、こちらがチョコレートでございます」
そう言って女神にチョコレートをお渡しする。
「ありがとね」
早速チョコレートを食べながらお礼を言う。
付き人が用意したのはそれなりの値段のチョコレートを複数個だ。
女神は見た目がロリなのでお酒が含まれているのは避けた方が良い上、質より量だろうと考えた。
実際それで女神は満足しているので問題なかった。




