前へ目次 次へ 39/44 番外編 奈々香のバレンタインデー いつもと違う頭の痛みで僕は起きた。 「……ごはん」 そう言って妹の奈々香が頭を叩く。 何を使って叩いたのか見るとそれはチョコレート菓子だった。 「え……」 意外なバレンタインイベントに目が覚める。 「起きた、あげる」 何も感情の篭ってない言い方で少し残念だったが貰えただけでも嬉しいので素直に喜んだ。 「ごはん」 「はいはい、今いくよ」 スキップするように僕は食卓に向かった。 そしていつも通り朝食を食べて学校に向かった。