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忙しいのに問題がまた

王都のごみ屋敷に何やら不穏な魔法がかかってることを聞いて

真剣に私は吠えました

この忙しいのに、なぜこうなるのかーと?


えーっと祭りに、攻略対象を懐柔に、仕事に、やめてほしい。

身体は20代だけど心は50代後半のおばちゃまなんだから、メンタルぎりぎりよ。

しかし、王都の治安を任されてる以上やらねばならないです。


そこでまず家主のおばちゃんを懐柔することにしました。

もちろんセバスチャンにおまかせですけどね。

まず強硬にごみの撤去をはじめます。

おばちゃんが泣きわめく、そこでうちのセバスチャンがこうささやくわけです。

このごみをここに収納するならばいいですよと。

そう、あの異世界アイテムである無限収納です。アンドレアが複数持ってたので一つ借りました。

それをおばちゃんに貸し与えますってことですね。

まずごみをこれにて撤去。



そして住居の掃除をして、最後にここを治安部隊の下宿にするということに。

おばちゃんはじめは難色をしめしましたが、セバスチャンの説得でOKしました。

家賃収入が入るということでおばちゃんの経済不安面もフォロー。

監視人ではないけど治安部隊からの家政婦さん入れないとここを追い出すと強く言ったのでで妥協してくれました。


脅したくはないけれど、仕方ありません。



世間からみれば特別扱いも甚だしいんですけど、おばちゃんの家はこの周辺からすれば古くからあり、地域に貢献してきたらしいので、子供も無く一人さびしく死んでいくだろうことを懸念してたようなので、歓迎されました。


問題のおばちゃんモリーナさんも、国が面倒みるということを何度もセバスチャンに説明させ、ある程度治安部隊の人間が出入りするにも慣れ、ハウスキーパーの人たちにも慣れて、前の生活より安心で快適なことが実感できただろうころに、問題の庭の奥にある結界を解くことになりました。


モリーナさんには悪いけど睡眠薬で眠ってもらいました。


そして裏庭を見られないように工事の幕を張って、近隣には壊れた水道を治すという説明をしてます。


え?この世界は下水道も前世並みにちゃんとしてるんですよ。


そしてついに、私の出番です。


部隊の魔道士さん連れて、安全対策しながらアタックするつもりです。






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