クリスマススペシャルー買い物?ー
注意
今回は本編と全く関係ありません
ご了承ください
「さむっ…」
リトは浅い雪道を歩いていた
「早く帰りたいなぁ…」
……
数十分前
リトは暇つぶしがてら、夕飯の材料を買いに近所のスーパーまで来ていた
天気予報では今日1日晴れだと言っていたので傘を持たずに家を出たのが失敗だった
急に天候が崩れ始め、雪が降ったのだ
そのため、リトはスーパーで足止めを食らった
「リュウはお仕事だから、電話しても繋がらないだろうしなぁ…」
リトは仕方ないのでこのまま歩いて帰ろう、と判断した
ここからリト達のマンションまでは歩いて10分かからないくらいであるため、大丈夫だと判断したのだ
そして、今に至る
…
リトは歩きながら今日の夕飯の献立を考える
今日は特別な日だ、少しでも豪華にしよう
いつもより少しいいものを
いつもより少し手間をかけて
想像している内にだんだんと足が早まる
不意に、リトは何かにつまづいた
雪で隠れていたのか、道に小さな段差があったのだ
「…!」
とっさに目をつぶる
しかし、想像していた冷たい感触ではなく
柔らかい、暖かい感触がリトを襲った
「…へ?」
「全く、まさかと思って迎えに行けば…」
聞き覚えのある声に、リトは少し驚いた
「大丈夫か?」
「うん…ごめんなさい」
「帰るか」
そう言うと、銀髪の青年はリトの荷物を少し強引に取り上げた
クリスマスだから書きたかったんです
許してください