↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TRUMP・GAME  作者: FORTE
PR
12/28

クリスマススペシャルー楽器屋ー

注意


前回同様本編には関係ないです


「むぅ…」


カズヤは悩んでいた


目の前には、「クリスマス特価!」と書かれたギターが置いてある


値札を見れば、通常の値段の半分より安くなっていた


「買いたい…!けど、財布は…」


ズボンの後ろポケットに入れていた長財布を取り出す


その中には、ギリギリそのギターが買えるか買えないかくらいの値段が入っていた


「今月苦しいしなぁー…」


そう唸っていると、ふと声を掛けられた




「いらっしゃい、そのギター気になるかい?」




…



「なるほど、買うか買わないかで悩んでたのか」


レジのそばにあった椅子に腰掛けながら、人の良さそうな女性の店員はそれを聞いて何かを考えているようだ


「なにしろ今月は少し出費がでかくて…」


少し恥ずかしくなり、カズヤは目線を下げた


「君、音楽は好きかい?」

「へ?」


突然の問に、カズヤは驚いた


「いや、たまにいるんだ

カッコつけのためだけにギターを買って、ロクに手入れもせずにただ持ってるってやつがさ」

「は、はぁ…」


カズヤはどう返したらいいかわからず、曖昧に返した


「で、君は音楽は好き?」


再びの問に、カズヤは答えた


「大好きですね」

「じゃあ、あのギタータダで貸してあげるよ」

「…はい!?」


カズヤは驚いて、大きな声を上げた


「いやいやいやいや、貸すって、売り物でしょうあれ!?」

「まぁそうなんだけど…あのギターはちょっとね」


店員は少しため息をついた


「あれ、元は私のなんだ」

「え、そうなんですか?」

「うん、変えられる部品は全部新品にしてしまったけど」


店員は入り口近くの先ほどのギターを見ながら言った


「でもこの店を始めてから弾く時間もなくてね、いっそのこと売ってやろうってことであそこに置いてあるのさ」

「でも、それをなんで俺に?

しかも、貸すって…」


カズヤは疑問を投げかけてみた


「あのギターを見てる目が真剣だったから、かな」


店員は一呼吸おいた


「それと貸すって言うのは、料金は後払いってことさ」

「つまり、ツケとくってことですか?」

「そういう事だね」


店員は少し笑うと、ショーケースの鍵を持って入り口へ向かっていく




「大事にしてやってくれよ?」



…



「…なんてことあったの覚えてます?チホさん」


「あぁ、忘れてたな…」

(覚えていたのか、恥ずかしい…)


「料金、そろそろ払わないといけませんかね?」


「いや、もう払ってもらってるよ」





「毎月ここにきて、メンテナンスに出してるんだから」

誰書こうかな、って思ってパッと思いついたのがこの2人でした


2人には改めて感謝です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。