【ネタバレ注意!】解説06~10
本章は創作意味怖06~10本目までの作者意図となります。
ネタバレになりますので、自身で考えたい人、先入観無く読みたい人はブラウザバックを押していただくのがよろしいのかな?と思います。
また、あくまで作者意図であり私の解釈なので、これ以外の解釈が不正解と言う意味合いはございません。
よろしければ↓にスクロールしてください。
06 会社員、昼休み、コンビニにて
ザザー
はぁ…こんなはずじゃ…
遡って数分前
俺は昼休みにコンビニに向かったんだ
「うーさむさむっ」
そんな独り言を言いながら入店
タバコ1箱と目的だったおでんを買った
「えーっと、ちくわと玉子と…
あとはんぺん」
だけど自動ドアが開いたら外は薄暗くて、アスファルトを暴力!って勢いで雨粒が叩いてんのよ
ふと見たら傘立てに濡れてないビニール傘が1本だけ差さっててさ
思わず手を伸ばしちゃったんだよね…
よく考えるべきだったよ…
慣れって怖いねって話
【作者意図】
傘泥棒の常習犯の主人公が昼休みにおでんを買いに近くのコンビニに行った。
そこで運悪くゲリラ豪雨にあってしまう。
主人公の顔は店主に憶えられていて、現行犯逮捕するために店は傘立てを出すときにビニール傘を1本指しておいた。
いつものように軽い気持ちで傘を盗んだ主人公は逮捕され、後悔することになった。
07 "永久凍土完成"
「くっ…ゴブリンの分際で…
こうなったら食らえ!
"俺TUEEEE以外認めない!(オールタイムキャンセラー)"!!」
「ククク…ムダダ…」
「なに!?ゴブリンが喋っただと!?」
「クラエ!?
"テンプレ崩し(オールタイムキャンセラー)"!!」
「そこまでよ!」
「!
ナニモノダ!?」
「あ!き、君は!
この身体の記憶にある金髪巨乳幼馴染みの美少女ミリア!
まだLv5なのに剣聖のジョブを授かって、スキル"全否定"が弱すぎる俺を追放した勇者パーティーにスカウトされたはず!
なぜこんなところに!」
「食らいなさい!
"後から出てくる方が強い(オールタイムキャンセラー)"!!」
――その時だった
"突然突っ込んでくるトラック(オールタイムキャンセラー)"
【作者意図】
なんでもありに慣れると怖いよねって話です。
08 やり直したいくらいしんどい日
ポチ
ピピピ ピピピ
バンッ!
寝起き一発
アラームをひっぱたいた
「んが?」
朝日の中、少しずつ冴えていく頭。
「やばい!今日の会議資料作ってないんだった!」
バシャッ!
慌てて着替えていると、昨夜食べたまま放置したカップ麺に足を引っ掛けた。
畳に茶色いシミが広がっていく。
不幸とは続く物だ。
その日の俺は散々だった。
定期を忘れて帰ったら鍵を閉め忘れてるのに気付いて、もう一回定期を忘れた。
遅刻して怒鳴られたから資料作成のことも忘れてて、昼休み返上で仕事して。
出来た資料も誤字脱字喋り口調のオールスター感謝祭。
いやいや、悪いの全部お前じゃんって?
黙れ、そんなのわかってる。
だから凹むんじゃん…
チームリーダーとのサシ飲みと言う取り調べ室での自供を終えての帰り道。
古い街灯の下に照らされて怪しげな老婆が立っていた。
「お兄さん、落ち込んでるね
朝から1日散々だったろ
リセットボタンはいかがだい?」
怪しげな老婆の怪しげな提案。
普段なら無視してるけど、散々だった事実を言い当てられて狼狽えてしまった。
「うぇ?リセット?」
「そうそう、うひひ、騙されたと思って押してみな」
ゴクリ
生唾を飲み込んで覚悟を決めた。
【作者意図】
リセットボタンを押すと冒頭のポチに戻ります。
老婆には記憶が残っているようで、ひょっとしたらループの中で何か得をしてるのかもしれません。
09 冒険者の酒場
「知ってるか?
最近のゴブリン共は一丁前にパーティーを組んできやがる」
ハイドは腕組みしながら愚痴を零した。
土作りの酒場も昼下がりはがらんどうとしている。
「しかも厄介なのが"魔法"ってやつがどんどん強力になってやがる
手から火を出したり、辺りを凍らせたり、そんな単純な物じゃなくてだな」
グビリとエールを飲み込んだハイドは顔をしかめる。
「時間を操ったり、死んだ仲間を甦らせたりするんだ
ゴールが死んだのも、頭をこん棒で潰したはずのゴブリンに後ろから刺されたんだ」
「全くとんでもないな!
丸い耳にうす橙色の肌、見た目以外も気味が悪い!」
【作者意図】
モンスター側の共通言語で人間をゴブリンと呼称していた。
視点を入れ換えると勇者たちは悪魔のように見える。
10 私はバ先に寄ってから帰るね
「ん?鍵が開いてる?
マスター?居るんですか?」
「おーう、おるよー
その声はえっと…バイトのたかしか?」
「あ…えっと…はい!
ところでマスター、何でこんな時間に開けてるんですか?」
「お、おう…ちょっとな
風邪を引いたから仕込みだけして
バイトの皆と会わんようにな…」
「ふーん、お大事に…」
「はぁ…何で私はこんなに忘れ物するんだろ…」
ガチャ…
「…あれ?開いてる?
わ!…だ、誰ですか!?
け、警察…
きゃっ!」
ガタッ!
トスンッ
「いったぁ…
あれ?店長?
…きゃあぁぁあ!」
【作者意図】
不審者2人がアンジャッシュみたいに変な噛み合い方をしているところに、本当の店員である女の子が来てしまった。
何かに躓いて転んだ時、悲鳴を上げるほどの物を見た。
それは店長だったのかもしれない。
店員の間で"マスター"とは呼ばれず、"店長"と呼ばれていたんだと思う。




