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7話恐怖…

ダンジョンの最奥地へとたどり着いたと思っていた俺を出迎えるようにして現れたのは攻略されたとのアナウンスなんかではなく新たな扉だった…



「てっきりアイテムやスキルを貰えるのかと思ってた…」


俺は新たに現れた扉を前に首を傾げていた………あれ?あっれ〜?なんかすっげーデジャブを感じるぞー…。



前回と同じ作りをしていたので、てっきりここがダンジョンの最奥地だと思いこんで攻略したとのアナウンスがあってアイテムやスキルを貰えるのかと思っていた俺の予想を裏切るようにして扉が現れた。



そしてこの扉から危険な匂いがプンプンと臭ってくる……まぁ実際にはそんな匂いはしないし、どんな匂いなのかも分からないけど。



「だけどまぁ実際に…やばそうではあるな」



これは予想にはなるがおそらく当たっていることだろう、この新たに現れた扉にはドラゴンの絵が描かれている。つまりこの中にはドラゴンがいると予想されるのだ。





『ドラゴン…モンスターの中でも最強と呼ばれる種族。種の中で最弱と呼ばれるレッサードラゴン一体でも街一つをを落とすのに時間はそうかからないと言われるほどに恐れられている。種の中の最弱はレッサードラゴンと言われているが種の最強は誰かと言うと不明である。人間では計り知れない力を持つのがドラゴンである。』






「いやいや無理だろ!」



ダンジョンを攻略しましたとのアナウンスがないと言うことはまだダンジョンを攻略出来てはいないので攻略するにはこの扉の中に入る必要があるのだ、このドラゴンがいると予想される扉の中に……




ーーいや無理! どう考えても無理! 俺なんてドラゴンに勝つどころか戦いにすらならねぇよ!






でも…






「俺には後がないんだ…」



俺は初めにダンジョンに入ると決めた時からもうすでに腹をくくっている。


何もせず死んでしまうより希望を持って一直線に向かって突っ走るって決めた。





だから…






俺は震える手を抑えながら扉に手をかける。






ーーガチャ






「さぁ行くぞ! 一度は攻略出来たんだ! それなら今回だって……」






ーーガァァァァァァァッッッッ



……………




扉を開けるとそこにいたのは体が燃え滾るマグマの様に真紅色のドラゴンだった。




ーーガチャ





……………





ーーギャァァァァァァァァ






俺は一瞬にして扉を閉めた。そして口からは今まで出したことも聞いたこともない叫び声が数分もの間ダンジョンの中に響き渡った。





「も、もう無理、絶対に無理、」



ドラゴンを見たのは今回が初めてだった。画像や映像では何回か見たことがあったがあんなにも恐ろしく威圧感のある存在だっただろうか…俺の脳裏には何よりも恐ろしい存在としてへばりついてしまった。

…イマイチ?

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