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比較的難易度は低い
「設計図さえあれば新しく作れるってわけか」
「そういう事だね」
まあ、少なくとも一度は作ってるわけなんだから二度も三度も作れるってのはその通りか。
「で、新しく作れるって事は当然修復作業も出来るってわけだな」
「壊れ方次第にもよるけどね。復元作業で最も難しいとされる欠落部分の推測が最初から解決しているなら、難易度は一気に引き下がるね」
「そこは流石に考古学レベルの復元作業とはならないわけか」
恐竜の化石の復元なんて、それこそ化石を掘り起こす時点で様々な機械や技術が求められるからな。その上、骨の位置や復元予想図が間違っていたなんて話は専門家の中でもしょっちゅうある。それに比べたら、確かに一度は作った事のある魔導書の復元なんて難易度は低いだろうな。
「考古学とかそういう復元は考えなきゃいけない部分が山ほどあるからね。業者の人が勝手にやって良い事じゃないね」
「まあ、専門家の知識は絶対に必要になるだろうな」
考古学の世界じゃ、発掘されたもののパーツが完全に揃った状態で発掘されるなんて事はまずありえない事だからな。欠落部分をいかに合理的に推測して論理的に破綻が無いように補うかが重要になってくる。それでさえ新発見の前には全てが白紙に戻るなんて事も当たり前にあるわけだ。




