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崩天蛇神の秩序維持  作者: てるてるぼうず
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広めるまでのハードル

「まあ、品質を均一にするのはかなり難しいだろうね」

「逆に言えば、安定した品質を大量に生産して流通させる事が出来るのだとすれば、銃市場は独占状態に出来るんじゃないか?」


 この世界における、銃の地位がどれほどのものかはわからないが、やってみる価値はあるだろう。


「出来るかもしれないけど、銃なんて田舎の方へ行けば行くほど流通しなくなってくるような武器だからね。都市部からどこかへあまり遠出しないなら需要はあるけど、田舎じゃそもそもまともな銃が入手出来ないから、流通のためのハードルはまだまだ高いね」

「一度販売のための経路が出来上がれば安定供給は出来るが、結局のところはそこまでするメリットが薄いって事か……」

「小さくて便利ではあるけど、本当に色々な状況を考えると魔法効果の付与は必須になってくるし……そうなると価格は跳ね上がるから、やっぱり一部の金持ちか軍隊向けの武器だね。一般人じゃまず手が出せないよ」


 要は魔物に効果の薄い武器をわざわざ流通させようとしても、客は必要としないわけか。逆に、魔物が少ないであろう都市部なら、銃もちゃんと需要があるわけか。


「銃に魔法効果を付与するのってそんなに手間がかかるのか……」

「弾丸もそうだけど、銃本体の方もかなり小さいからね。結局弓矢の方がコスパが良いって事だね」


 同じ飛び道具なら飛ぶ距離や速さも需要になって来るはずだが、魔力を込めやすいという特徴はそれ以上に重要なのかもしれないな。距離も速さも魔法で上乗せ出来るだろうからな。

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