事情で変わる
「まあ、どういう編成のパーティが理想かなんて、その時の事情で大きく変わるものだからな。そもそも単独の作戦なのか、その後ですぐに別の作戦が行われるのかでも必要な人材は結構変わって来る」
単純に戦闘が行われる作戦だったとしても、その作戦完了後にまた戦闘が行われるのか、それとも全く異なる作戦が始まるのかでも違いは出るだろう。……が、普通はそんな状況は想定されないだろうから、一般的な戦闘の状況を想定した場合における編成という事になる。問題なのは、その一般的な戦闘の状況をどのように考えているかはその国にしかわからないという点か。
「基本は他の国の兵士か、魔物の群れだろうね。後は特殊な状況にも対応出来るような部隊を幾つか揃えておくくらいかな」
「人が相手か魔物が相手かで結構変わって来ると思うが……」
「変わるね。人にしても魔物にしても、全力で迎え撃たなきゃ勝てない相手なのか、それとも余力を持って追い返せる程度の相手を想定しているのかによっても変わって来るね。前者なら重装備の隊員が必要になってくるけど、逆に後者なら必要無いって判断が出るだろうね」
まあ、重装備の隊員の有無は重要だな。戦力としては頼もしくても、どうしたって動きは遅くなるだろうし、コストもかさむ。どうにかして減らしたいと考えるのが組織と言う物だろう。




