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需要の多い少ない
「自分の得意分野でさえ軽く考えるなら、他なんてもっとひどいだろうな」
自分の苦手な魔法よりも、得意な部分を伸ばした方が良いだろうからな。転送魔法を扱える魔術師が少ないなら少ないで割り切って考えて、それ以外の特化チームを編成させようと考えてもおかしくは無いな。
「まあ、それは仕方ないかな。パーティ単位での理想の配分なんて、そんなの気にしてたらどうにもならないし」
「パーティを組む前に割合が決まっていて、その割合になるようにメンバーが決定されると考えると、確かにどんなに魔術師が集まってもろくにパーティは完成しないだろうな。不足する人員に余りまくる人員でバランスが取れなくなるだろうな」
需要の多い少ないは確実にあるだろう。問題は需要の多い職種と言うか、役職のようなものが、需要があるからという理由で増えるかという問題だ。才能や資質が問われる部分なら、世間の需要など関係無く供給されるわけだ。
「実際、特定の魔術師は忙しいけど、別の特定の魔術師は暇だったりするからバランスは悪いね。そもそもパーティの理想的な役割分配だって、時代によって変わるし」
まあ、流行り廃りはあるだろうな。流行ってるパーティに有利なチームが考案されて一気に廃れるなんて事はあったハズだ。




