表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
崩天蛇神の秩序維持  作者: てるてるぼうず
3288/3339

全部片付く話

「船での移動中は物理的に海の上にいるわけだから、その間に転送魔法で攻め込まれたら成すすべなく侵略されるのを見ている事しか出来ないわけだからな……転送魔法対策は必須だな」


 船での移動と転送による移動では必要な時間に雲泥の差があるからな。極論、魔王側は伝説の勇者様一行が船に乗って出航したのを確認してから人間界に本格的な侵攻作戦を展開しても良いわけだ。


「実際、大規模な軍隊を移動させるにはそれなりに大きな設備が必要になるから対策の立てようはあるんだけど……魔王本人が転送魔法で逃げに徹し続けたら、人類側は勝ち目が無かったっぽいね。幸い、魔王は逃げずに勇者様達を迎え撃ったわけだけど」

「まあ、そこは圧倒的に優位に立ってる側故の慢心か、それか矜持とかメンツの問題だろうな。人類を滅ぼす魔王が人間数人を相手に逃げ続けるとか、部下から見てどうなんだ? って話になるしな」


 圧倒的に優位に立ってる側が逃げるって選択肢を取り続けるのには色々な意味でハードルが高いと言わざるをえないな。そもそもシンプルに勇者様パーティを全滅させてしまえばそれで全部片付く話だからな。


「勝つにはそれが一番確実だけど、それを選べなかったってこと? まあ、選べないか」

「無理だろうな。どうしたって勇者様一行を倒してしまえばそれで全部片付くって発想が捨てられないだろうし、そもそも軍の総司令官みたいな立場の存在が頻繁に拠点を変えてたらまともに作戦の指揮も執れんだろうからな」


 結局のところ、魔王単独で世界を滅ぼせるなら逃げの一手で終わりなんだが、それだと万に一つ伝説の勇者様一行がそれ以上の追跡能力を手に入れた時点で詰みになるからな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ