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second world  作者: 要 武子
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3/3

三日目

昨日が徹夜だったからよく寝れた。

だからといって油断せずに洞窟の入り口を警戒する。

特に異常はなさそうだ。

手元に残っている石で少し洞窟の内部を削ってみる。

数回叩くと少し大きめの石の破片がとれた。

これを棒の先端にくくりつけてつるはしと斧のようなものを作ってみた。

余った石で槍を二本作った。


洞窟の入り口から顔を出してあたりを警戒する。

途端にシューと聞いたことのない音がした。

考えるまもなく、入り口から脱出する。


まもなく背後から爆発音が聞こえた。

後ろを確認すると3メートルほどの穴が開いていた。

あの威力ならば生身の体は持たないだろう。

しかしなぜ爆発したのかの原因が不明だ。

鍵となるのはシューという音だけであろう。

似たような音は聞いたことがある。

あれは確か導火線に着火した音だ。

しかし爆発のあと人影は見えなかった。

謎だ。


何がともあれ、木を集めるために森に向かうことにした。

ここでの生活でわかったことは、いろんなものが硬く脆いことだ。

岩でさえ根気よく削っていれば割れてしまう。

木も同じだ。

そしてもうひとつ判明したことは葉っぱが枯れずに自然消滅することだ。

そして普通の木からりんごが取れる。全部が全部取れるわけでもなさそうだ。


ある程度集まったから洞窟に戻った今日から新しく製材を始めてみようと思う。

製材をすれば作れるもののバリエーションが一気に広がる。

扉が最優先だ。

しかし当然のごとく糊も釘もない。

まあまあ頑丈に作れる組み合わせ式にした。

壁を余った木材で扉を囲む。

これで家っぽいものができた。

更に壁から地上に向けて5センチほどの穴を開ける。

家を拡張するために少し壁を広げて余った石でかまどを作り排煙が穴から逃げるようにする。

これで火力があがる。

暖も取れるようになった。


ノータッチの木材を燃やして、火の上に平たくてちょうどいいサイズの石を置く。

その上に別の木材を置き、隙間なく石で覆う。

これで木炭が作れるようになった。

どれほどの時間がかかるかはやってみないとわからない。

まだ疲れが十分に取れてないから今日はもう寝ることにする。

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