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一日目
おかしな所に迷い込んだものだ。
迷い込んだというよりは飛ばされたほうが確かだろう。
周りに人の気配は一切ない。
ここはどこだろう。
確かあの時、殺人罪の重さを思い知れと言われて崖から突き落とされたはず。
なのに今いるのは森林の中。
何が起きたのだろう。
とりあえず異次元に何らかのことで飛んだと思っておこう。
そのほうが楽だ。
人を探しに行こう。
ここがどこなのか。
それを知るために。
今いるところに目印をつけておこう。
近くに木がある。
細く長い木の枝なら鞭の代わりになる。
経験則だ。
この世界はその経験が通用しないらしい。
木の枝がしならない。
その上日が暮れてきた。
仕方ないからこの木に登って夜を越そう。
その間に考えることにしよう。




