※2章のあらすじ
2章までお読みいただいた方は 飛ばしていただいても構いません
2016/03/25 大変申し訳ございませんが、プロットの組みなおしで、現在一時期連載を中止させていただきます。
いずれ再開いたしますので、ここまでお読みいただいた方には申し訳ございませんがご了承ください。
また、もし拙作をお気に入りいただきましたら、現在別作品を連載中ですので、そちらにも目を通して頂けると嬉しいです。
だいぶ毛色の違う作品ではありますが、お気に召しましたら、どうぞ。
<a href="http://ncode.syosetu.com/n2278df/">『いやいや、チートとか勘弁してくださいね? ~転生魔王の俺が、召喚勇者たちをひたすら邪魔して邪魔する毎日~』</a>
~2章のあらすじ~
ハァイ☆ ワタシ春日 月子♡
異世界で食べ物屋さんやった挙句、ソコ潰しちゃった21歳よ♪
住むとこもなくなっちゃってボロアパートでうだうだしてるんだけど、
みんなはもう一度やり直そうって言ってくれるの。
でもでも、私の出してた料理がダメダメだったから潰れちゃったわけで、
もっかいって言われちゃってもねぇ。月子あんにゅい。
そ~んな私の為に、マブ友の日吉 七実c(←七実ちゃんって意味)や
伊勢さん じゅうさんさいもいろいろやってくれたんだぁ。
月子カンゲキ。もう一度頑張ってみるっ!
わたしたちって、ズッ友だもんげっ!!
○2章で出たもう2度と出ない料理
・チキン南蛮
言わずと知れたM県M市の郷土料理・・・って思ってるかもだけど実際の発祥地はM県の県北にあるN市。
鶏肉に下味をつけ、片栗粉をまぶしてから卵液をくぐらせ油で揚げる。その後甘酢に漬け込み充分にしっとりとなったところで食べる。通常のから揚げとは衣をつける順番が違うが、それこそがチキン南蛮のしゃくっとした触感のキモであると筆者は教わった。
一般に発祥店舗原理主義者は胸肉の一枚肉を使い、甘酢に通した後でチキンカツのように切り分けて提供する。対する自由主義モモ肉許容派は、鶏のから揚げのように一口大にカットした肉を揚げる。とは言え応用主義モモ一枚肉派や胸肉一口サイズ修正主義者も一定数いる以上、どれが正解であるだとか、どの派閥が多数派だなんて話をしてはいけない。血を見る。
本文中にもある通り、M県民のブレない甘党っぷりを象徴するかの如く、下味にも漬け酢にも多量の砂糖を使用するのが一般的である。糖尿病とか血糖値という単語は棚にあげた上での食事を勧める。
某メーカーからチキン南蛮のたれという全国向け商品も出ており、M県民もそれを使用することもあるが、そこにも甘味を追加するほどの筋金入りなのである。
また、多くの場合にタルタルソースをつけて食べられているが、この飽くなきチキン南蛮への愛情からか、本来M県には縁もゆかりもないフランス発祥のタルタルソースを、M県民はどんな料理にも合う至高のソースと思っている節がある。実際M県のお弁当店ではどの弁当に対してでも「タルつけて」と言えばタルタルソースを追加してくれる。
余談だが、いわゆる「のりタル弁当」の発祥地がM県であるという説もある(これに関してはお隣のK県も発祥地を主張しているためあまり突くとケンカになるので注意)
何にせよ、今や全国区となったチキン南蛮だが、M県民の代表的ソウルフードである事は間違いない。今後もどんどん広がってほしいものである。
(だからチキンカツに甘酢餡かけてタルタル乗っけた奴をチキン南蛮って言い張るのはやめろください某コンビニチェーン)
ちなみに私は胸肉派
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