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出会いの日 7

「出会いの日」最終話です。

広間に戻ったカリカは中央から少し離れた位置に居るロードへと近づき横へ並ぶ。

「どうでしたか?」

「殿下の予言通り、体調が優れない少女がいたよ。」

「少女ですか・・・?」

カリカの言葉にロードは横にいるカリカの方へ顔を向け、眉を寄せて困惑の表情を浮かべている。

少女と対面した時のカリカと同様にピアと少女の関係に疑惑を持っているようだった。

「俺も最初は考えたけど・・・違うと思う。」

「・・・分かりました、貴方が言うのならそうなんでしょう。」

あっさりと引いたロードの態度から、カリカへの信頼の深さが伺えた。

前を向いたロードの視線の先には踊るピアとシャロンが居た。

「正直な所、後継の為に何人か側室は必要だと思ってはいます。」

「それには俺も賛成なんだけどさ。」

カリカは言葉を切り、身を寄せ合い見つめあう2人の姿を見る。

「先程など、聴衆を気にせず口付けを交わしてましたよ。」

カリカとロードは同時にため息をついた。




お付き合いいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 何が書きたかったんだ? 王子が糞ったれのキチガイ野郎だという事しか分からんわ
2021/08/30 16:34 退会済み
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