やはり、女は美人に限る
作者は女好きでしかも面食いである。同性の友人は一人もないが、それでも構わないと思っている。というのも男ときたら作者のことをゴミのように見てくるか恋人ができるまでのその場しのぎと考えているかの二通りなのだ。
その点、女はいい。美人であれば話しているだけでも心が落ち着くのだ。男だとこうはいかないし、女であっても見た目のまずいのはいけない。そういう輩は大体恋愛対象外だとかなんとかいって作者を見下げて馬鹿にしているから話にならない。美人は寛容で心が広く、余裕もある。よく笑い愛嬌がある。やはり、女は美人に限る。
先日にあったことなど、その最たる例である。最近いきつけのコンビニに新しいアルバイトとして女子が二人ほど入ったようで、これが評判である。
その二人は実に対照的である。一人はすこぶる美人でレジでの対応もよく、文句のつけどころがない。もう一人はお世辞に窮する容姿の悪さでレジではにこりともせず、最悪と言う他ない。
これは作者だけでなくそのコンビニを利用する男性客全員の共通見解であるらしく、毎朝、美人のいるレジだけがやたら混みに混んで行列が成され、もう一方は無人という光景が恒例となっている。その「世辞窮子」がいくらレジに入るように声をかけても、作者を含め皆聞こえぬふりをして動こうとしない。女性客は窮子のレジへずれるのだが、おつりが間違うなど対応のまずさに懲りた者は列を成す一員となっていった。
中には「窮子」のレジへ毎回行く物好きもいて列を成す作者らに向かって侮蔑の眼差しを向けてくるのだが、その女もまた「窮子」と同じく見た目がまずく、これも毎朝の恒例となっている。
やはり、女は美人に限る。




