↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
工業高校はデスゲームに最適です  作者: 霧ヶ峰藤五郎
3章 ノツマキ大陸 Ⅰ 魔族編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

27/27

大陸編 5幕 最強と最狂


「強いとは言ったけどさぁ…」


俺が闘技場に目を向けると、

そこには手から血を滴らせている塚野が映る。


「剣聖が素手で圧倒するなよ…」


ここは王国外れにあるコロシアム。

大きさは半径150mくらいのお馴染みの形のやつ。

その真ん中にある半径50mの円形のリングから

塚野がゆっくりと去っていく。


「こりゃ、優勝はあのゴツイので決まりだな。」


と、ソラが漏らすが絆那が即座に否定する。


「いや、まだ『最強』を見ただけだ。

多分、次は『最狂』の試合だぞ。」


絆那の予想通り、斧を担いだドワーフと

大和が同時に入場してくる。

ソラが「あれが?」と聞いてくるが、

まぁ無理もない。

さっきまで一緒に武器を弄ってた奴が

めちゃんこ強いなんて信じられないもんな。


そして、開始の銅鑼が鳴った

その刹那、

ドワーフの背後に大和が立ったかと思えば、

ドワーフの腹から鮮血が吹き出す。


「ありゃ、やりすぎた?」


この光景を見たソラが息を詰まらせる。

裏から出てきた5人のエルフが

ドワーフの身体に治癒魔法をかけながら、

担架で運んでいく。


「な?」


俺がソラに指を立てながら言うのと同時に、

大和は短剣に着いた血を振り落とし、鞘にしまう。

次は決勝…

塚野と大和の試合。

勝率は大和が6割ってとこかな。


2時間後


ゆっくりと2人が入場してくる。

互いに中心に立ち、一礼した後

少し距離を離して向き合う。

あとは銅鑼を待つのみ…


だったはずが、思いがけない乱入者が現れる。


「やぁ、下界の子供達。

元気だったかい?」


ロキだ。

ロキがコロシアムの縁に頬づえをついて座っている。

なんで今更ここに?!

俺が剣を抜こうとするが、冷静になり、収める。


「うん、正解だ。」


ロキはコロシアムの中心上空に浮かぶ。


「今宵、闘技場はかつて無いほど熱に塗れるだろう。

今そこに立っている子は僕の傑作だ。

そして、方やこの子は

全く想像していなかったダークホース!

楽しみでしかないだろう?」


「下界の子供達よ、

貴様らは見たくないか?

一体、どちらが最強か…

いや、違うな。

勝者はどちらの『さいきょう』なのか。」


「うるせえ神だぜ。」


「ここまでお膳立てされたら半端な試合出来ねぇよ。」



「私が作り上げた『最強』の戦士(ウォリアー)と」


「偶然生まれた『最狂』の暗殺者(アサシン)と。」


「どちらが『英雄』となるか。

しかと見届けよ。」

お久しぶりです

霧ヶ峰藤五郎です

気が付けば1年が過ぎましたね。

歳をとったなと感じられます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。