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ウサ耳生活  作者: heavygear
9/19

人里目指して

ちょっぴり残酷描写




 ラフー生活247日目、念願の春到来。

 積もっていた雪もほとんど解け、新緑が目に見えて増え始めた。

 相も変わらず朝方は靄で真っ白に包まれるが、雪の降る日に比べると大した事はない。

 まだ肌寒いのでコートが手放せないけど、近いうちに着なくなるだろう。

 雪がなくなったので、森周辺を移動し易くなったのは嬉しい。

 これで食料採集が出来るからね。

 ヤマリンゴの木には小さな蕾が増え、早咲きだろうか白い花が咲いている枝を見掛けた。

 甘酸っぱい実が生るのは大分先だろう。

 花は芳醇な香りで、春の訪れを歓迎しているようでもあった。


 素人の自分が冬を無事に越せた。

 これは己自身にとって貴重な体験であり、生き抜く為の自信になっただろうと思いたい。

 ならば次にするのは決まっている。


 そう、森林に埋もれた廃墟からの脱出だ。


 そして、人里を目指そう。

 まともな衣食住を確保しよう。

 色んな人達と会話しよう。

 大陸の危機が何かを調べよう。

 俺一人で解決出来るか否かも調べよう。

 出来なさそうなら協力者を探そう。


 そのための準備をしよう。

 まずは、食料の確保だ。


「にゃおおおおーーーーーんっ!!」


 待っていろ、お肉!

 俺は尻尾をフリフリして宙を駆けた。




 ラフー生活253日目、旅立ちの日。

 一週間足らずで、準備は整った。

 やけに早かったのは、大きな猪を一頭仕留める機会があり、食料に余裕が出来たからだ。

 それに廃墟の薬草園跡から春に実るハーブをいくつか収穫出来たのが大きい。

 出来れば豆や野菜も欲しいところだけど、採れない以上これらは諦めた。

 無理をしなければ、10日前後は持つだろう。

 無限鞄があるからこそ、大量の物資が持ち運べるのは大きい。

 もし、普通の背負い鞄しかなかったら、きっと水を含め一週間分も持ち運べなかったであろう。

 未だ怨み辛みは消えないが、戦神ダレイトスの慈悲に感謝だ。

 後は旅をしながら食材集めとしよう。

 春先だし、進むは森だ。

 獣に注意すれば大丈夫な筈。

 森の恵みに期待して、旅立ちと行こうじゃないか。


 半壊した戦神ダレイトスの石像をしっかり掃除し、安全祈願を祈ってから、俺は拠点を離れた。


 さあ、旅立とう。

 ラフーの大冒険の始まりだ!


 向う方角は南。


 そこまで寒くはなかったが、冬が長過ぎる土地はもう懲り懲りである。

 食べ物が豊富な土地へ辿り着きたい。

 特に食べたいのは野菜と米、そして麦。

 魚とかも良いな。

 うん、ワクワクしてきたよ。


「お世話ににゃりましゅたっ!」


 一度振り返り、廃墟に礼。

 もう、ここへは戻ってこない。

 二度と来るかっ!

 まともなご飯が俺を待っているんだ。

 さっさと行くべー。




 ラフー生活260日目、ラノベと違って現実はこんなもの。

 一週間もの間、ずっと南下しているのだが、まったく人に逢う気配がない。

 異世界トリップものなら、人里目指して歩けば、3~7日で人に出会えるであろうに、それがまったくない。

 寂しい。

 いい加減誰かと会話したい。

 はぁ、とため息が出る。


 孤独はさて置き、どう移動したか、ここで説明しとこう。


 基本は尻尾飛行での移動だ。

 下手に歩けば迷子確実な大森林様が相手だし、尻尾飛行が正解と思いたい。

 朝昼夕の3回木登りし、太陽の位置と森周辺の捜索を行う。

 尻尾飛行の限界高度が約15メートルなので、その高さから更に上は木登りでの確認なのだよ。

 かなり怖い高さです。

 正直毎日チビりそうになります。

 風が強い日は木が揺れて本当に怖い。

 昨日はついに木から落っこちるというアクシデント発生です。

 まあ、高度が15メートルまで落ちた瞬間、尻尾飛行に切り替えられたので無事でしたが……。

 ……ふっ。

 漏らしたさ、あぁ漏らしたともっ!

 ズボンが小便臭くなったさ!

 にゃははっ、笑え。

 笑えよおおぉうおうおぅっ!


 グスン、さて休憩はというと、基本枝の上。

 太い枝に腰掛けたりして休みます。

 野営の時は、長さ2メートルの木材数本と蔦のロープを使って樹上に足場を組みました。

 寝床もこれで充分だし、夜行性の狼さん達に安眠妨害され難いので、結構便利。

 山猫や虫は、枝に匂いの強い野草の汁やハンノキの樹液を塗っておけばOK。

 フクロウはこちらに遅いかかかる気配がないので無視。

 足場から落っこちない限り、グッスリ眠れます。

 屋根は10日前に狩った猪さんの毛皮をテントの天井の様に使ってます。

 今の所小雨に二度あったけど、毛皮の天井でも問題なし。

 調理が少々面倒かな?

 流石に竈をショボイ足場まで運ぶ訳にはいかんでしょう。

 そこで、簡易竈の出番です。

 用意するものは、廃墟で拾った焼き物の丸皿。

 はい、丸皿に薪を置いて、そこに火種を加えて使用する訳ですな。

 時間のかかる煮込み料理は無理だけど、ちょっとしたスープぐらいは作れる火力はあるので、これで充分なのです。

 まあ、火を熾すのは野営時ぐらいなんだけどね。


 しかし、そろそろ本格的に狩猟採集しないと食料が心許ない。

 明日からは移動速度が落ちるだろうな。




 ラフー生活263日目、ファンタジーな住人発見。

 ついにボッチ卒業かと思いきや……。


 ヤバイの発見。

 それもオーグル族3体。


 冒険手引書の記載には、巨人のなりそこないとあった。

 うん、デカイ。

 最早説明不要っ!

 だが、一応解説しよう。

 目測身長4~5メートルある巨体の角付き類人猿である。

 ヤバイ。

 なんというか、絶対近付いてはいけない危険生物だ、コイツ等。

 外見は日本の鬼みたいな一本角を額に生やしたネアンデルタール人。

 原人っぽいが、肌の色が青。

 服は毛皮の腰巻程度で、丸太みたいな巨大な棍棒と小振りな棍棒を大小2本持っている。

 角と肌さえ気にしなければ、ただの大きい原始人なんだけど……。


 オーグル達の腰周りにぶら下げてるのが問題的にヤバイ。


 それは、人間の上半身や千切れた手足である。

 棍棒かと思われていた小振りなモノもよく見てみると、人間の脚だ。

 思わず吐きそうになる。

 が、俺は必死に我慢した。

 ここでコイツ等に見つかってリアル鬼ゴッコとか洒落にもならん。

 幸い、こちらはオーグル達の視線より頭上を移動中だった為、まだ気付かれてはいない。

 息を潜めて、通り過ぎるのを待とう。


 心臓が恐怖でバクバクいってる。

 背筋には冷たいものが大量分泌中。

 ホラー映画やモンスターパニック映画の登場人物達もこんな感じだったのだろうか?

 兎に角怖い。

 異様に大きく見えるから恐怖は更にマシマシ。


 樹上からよく観察してみると、犠牲者の腕や脚をフライドチキンを買い食いしてるかの様な手軽さでムシャムシャやってるのである。

 3体のリーダー格っぽい一番身体が大きい個体に至っては、頭に齧りついて脳みそを旨そうにジュルジュル言わせて食べていたのだ。


 オーグル達が通り過ぎた瞬間、俺はすぐにその場から逃げ出した。

 そして吐いた。

 見たのはリアルショッキング映像である。

 何度も振り返っては、木陰に逃げ込む様に移動し、また吐いた。


 人喰い鬼とも呼ばれるオーグル族。

 彼等の食事風景はあまりにも衝撃的で、心底お近づきになりたくない相手だと理解した。


 何度も吐いてフラフラしながらも、葉が生い茂る太い枝に辿り着く。

 今日はもう休もう。

 気分が悪い。


「……っ!?」


 鞄から水瓶を取り出してふと気付く。

 と、同時に俺の顔から血の気が引いた。


 今までよく見つからなかった、と。


 夜は必ずといって良い程、俺は火を熾していた。

 誰か自分を見つけてくれるかもと、期待していたのだ。

 それに、夜の火は獣避けにもなるし、暖も取れると安心していた。


 だが、その安心神話が今日壊れた。


 自分を見つけた相手がオーグル族のような者達だったら、どうなる?

 と。


 だから見知らぬ異世界への恐怖がぶり返した。

 怖い。

 怖くて堪らない。

 助けが欲しいのに、助けてくれそうな知り合いがまったくいない。

 戦神ダレイトス?

 望み薄。

 俺は勇者としてこの世界に放り込まれたのだ。

 難関辛苦は与えるだろうが、ラフーの能力と手引書以上の加護は与えてくれないだろう。

 それに、俺は大陸の危機を救う使命を与えられている。

 助けが欲しいのは俺なのに……。

 俺が人々を救う立場。

 ……笑えない。


 誰か、孤独な俺に救いの手を……。


 食欲も沸かないまま、この日の俺は火も熾さず毛皮に包まって震えながら眠った。

 今までが順調過ぎたのだ。

 これからはちょっとした油断が死に繋がるのだと。


 そして思った。

 物語に登場する主人公達はなんと心が強い者が多いのだろう。

 よくあんなバケモノと戦えるなと思うし、危険な旅に赴ける気になるなと思う。

 理由もあるだろう。

 家族、恋人、友人、名誉、報酬、理由は様々だろう。

 そして、困難に立ち向かう勇気と呼べる強い意志。

 羨ましいし、憧れる。

 俺には、彼等のような強い意志がない。

 ただ、無駄死にしたくないから、必死なだけなんだ。


 ほんの少しでいい。


 ほんの少しでもいいから、彼等の勇気を俺に分けてくれないか……。


 無限に届く槍と全てを貫く槍持ちし、戦神ダレイトスよ。

 俺に勇気を……。




 ラフー生活265日目、ビクビクしながら移動中。


 食人なオーグル族を見て以降、少々寝不足気味。

 休憩を増やしつつ、狩猟生活をしている。

 獲物は野ネズミを3匹確保。

 大物を狙う余裕はない。

 さっさと血抜きして、手早く火を熾し、素早く調理だ。

 火が通り易いよう、小さく切り、串焼きにしてチャチャッと食事を済ませる。

 残りは無限鞄にて保存だ。

 周囲をキョロキョロ、耳をピョコピョコさせて周囲確認。


「……ふみゅう」


 精神的にクるものがある。

 オーグル族を見てから、旅の疲れが倍に圧し掛かった気分だ。

 きっと調子に乗っていたのだと思う。

 狼を追い払えるようになり、大きな猪を仕留めてから、気が大きくなっていた。

 廃墟を離れるのは時期尚早だったのではないか?

 そんな後悔もある。


「登るきゃ」


 憂鬱な気持ちになりながらも日課である木登りを行う。

 いい加減、靄と木々以外を見たい。


 ふうふう言いながら背の高いシラカバを登る。

 上に行く程幹は細くなり、ちょっとした事で幹がしなって超デンジャー。

 しかし、上に登れば、眩しい程の大自然の息吹を目にする事が出来る。

 まあ、ほとんど森から湧く湿気が靄になってる所為でイマイチなんだけどね。


ビュゥ~~ッ!


 風が吹いた。

 今日はこの風のおかげか何時もより視界が広い。

 でも、風で幹がゆ~らゆ~らっと揺れるので、少々勢いを弱めて欲しいと思う。

 小さなラフーボディだから幹が折れずにいるけど、それでも結構怖……。


「っ!?」


 今何か見えた。


「……」


 揺れる幹にしっかり抱きつきながら、目を皿の様にして集中する。


「……森の様子ぎゃ……変わった?」


 今までの森は30メートルクラスのシラカバが乱立していたのに、少し先からは20メートル前後の低い森になっていた。

 時折シラカバが顔を覗かせる程度で、秘境の森といった状態ではない。

 今まで居た森が異常なのか、先に広がる低い森が異常なのか、俺には区別出来ない。

 出来ないが、ここよりマシな場所であれば良いのだ。

 ほんの少しだけ、重い気持ちが軽くなる。


「ふみゅ、ぎゃんばりょう」


 流れる風に俺は感謝した。

 希望はある。


「……ほーきょーは……? ……っ!?」


 方向を確認しようとしていたら、白い靄ではなく一条の灰色をした煙を見つけてしまった。

 当然、思わず二度見した。

 あれは異世界に来て、見慣れた煙だ。

 炊事等で見れる煙。

 そう、誰かが火を熾しているのだ。


 そう誰かが……。


「……」


 嬉しい反面迷う。

 人であれば最高だが、先日見たオーグル族だったらと考えると、どうしても躊躇ってしまうのだ。

 どうしよう?

 悩む。


「……行きょぅ」


 俺は煙が昇る場所へ向う事に決めた。

 但し、隠れながらこっそり近付くが加わる。

 安全確保大事。




 ラフー生活266日目、昨日発見した煙が昇る場所へと移動中。


 希望か落胆か?

 そう悩みつつも尻尾飛行で進む。

 早朝の木登りで方角を確認したのだが、朝靄が酷くて煙は発見出来なかった。

 移動したのだろうか?

 解らない。

 だが、現場に辿り着く事さえ出来れば痕跡は見つかる筈。

 焦らず行こう。


 地上部を時折窺いながら進むと、オーグル族の死体を見つけた。

 周囲に争った跡があり、細い木々が幾本も倒されている。

 オーグル族の死体に近付き様子を見た。

 ハエが周辺に集っていていたが、死因は解った。


「……こりぇ、矢だ」


 死体には矢が数本突き立っており、そのうちの2本がオーグル族の喉と左目に深く突き刺さっている。

 死因は矢だけではない。

 脚や腰、腹にいくつもの切り傷があった。

 一番大きい新しい傷は額と胸。

 角が切り取られ、胸元は心臓付近を抉ったような痕跡があった。

 痕跡を眺めていると、手引書に書かれた事をふと思い出す。


 オーグル族の黒くて大きい角から良質の鋼が採れる事。


 そして、オーグル族の二つ目の心臓は魔術的に価値のある素材である事。


 おそらく、この2つが目的で殺されたのであろう。


「……しきゃし、よく戦えりゃにゃあ」


 人型とはいえ兎に角大きいのだ、オーグル族は。

 太腿や腰付近に切り傷が多い事から、倒した相手の身長が2メートル前後とみて良いだろう。

 それと、左の脛には壊れた斧頭が半分めり込んでいた。

 他に目立つ痕跡は乾いた血で作られた足跡と手形。

 二つ目の心臓を得る為に、死体によじ登って付いた跡と考えられる。

 後は何かを引き摺った跡が地面に残っていた。

 苔や葉に黒ずんだ血が点々と続いている。


 以上から、このオーグル族と戦った者は複数人だと思う。

 しかも、代償として大怪我をしている。

 戦闘狂のオーク族じゃなければ良いのだけど……。


 念のため、死体の周囲を捜索してみる事にした。

 折れた矢が数本見つかっただけで終る。


 引き摺った跡を追う。

 木陰で休憩を挟みながら移動したのであろう。

 木にべったり黒ずんだ血の跡が残っていた。

 しかも、その周囲にはオーグル族と思わしき足跡が多数。

 ひょっとすると、逃げ遅れて先日見かけたオーグル族に連れ去られたかもしれない。


 しかし、引き摺った跡はまだ続いていた。

 どういう事だろう?

 追って確かめてみよう。


 しばらく進むと、先程と同じ様な跡を見つけた。

 ここでもオーグル族と思わしき大きな足跡が多数あった。

 これは、助からないのでは?

 だが、それでは昨日見た煙の正体は誰なのか疑問になる。

 生き残って未だ移動しているのかもしれない。


 どうしよう。

 正直悩む。

 追う相手が、敵か味方か解らないのだ。


 ……。


 結局追う事にした。

 この辺りまで来ると、森の様子が以前とまったく違う事に気付く。

 まず木が所狭しと乱立していない。

 苔の量も少ないし、馬鹿みたいに巨大な木の数も減っている。

 空気も少し乾燥したのか湿気が強くない。

 むしろ心地好い環境に思えた。


 首を傾げつつ、軽い昼食を済ませ、調査を続ける。

 まずは、日課の木登りから。


「にゃふう~っ」


 風が気持ちよい。

 湿気が少なくなったからだろうか。

 それと、視界が広い。

 澄み切った大空がどこまでも広がり、山や丘等が見え始めていた。

 後方を振り返る。

 靄に覆われた巨大な大森林が見えた。

 きっとあそこが異常なんだろう、と改めてそう感じる。


「……もっと早きゅ出る用意すりぇば、良かったきゃにゃ?」


 後悔先に立たずである。


 木から降り、引き摺った跡を追う。

 どういう事か、オーグル族の足跡が途中で向きが変わっていた。

 しかし、引き摺った跡はまだ続いている。

 仲間の仇を追うのをここで止めたのだろうか?

 うーん、解らん。

 これが狩人だったりしたら細かい事にも気付くのだろうが、生憎素人の自分にはここまでが限界である。


 立ち止まって考えても仕方ないので、取りあえず引き摺った跡を追跡……。

 しようと思ったが、ここで時間切れだ。


 日が傾いてきた。

 つまり夕方。


 樹上に足場を組み、野営の準備をする。

 小さく火を熾し、ハンノキの香を焚いて、俺はさっさと眠る事にした。


 明日こそ、まともな住人に出会える事を祈って。



ボッチは言っている

「ここで死ぬべき定めでない」

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