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035⚫️ふたつの神器 & 036⚫️統合の象徴として
035⚫️ふたつの神器
ラスターたちの策略は功を奏した。
それは臥薪嘗胆、面従腹背であると言える。
ラベロ五世は報を受け、笑った。
同時に神器を奪い取るための算段を巡らせる。
目的の地までの旅程は短縮されたのだ。
剛弓と鋭刃。
これらを揃えて王を名乗る。
それが彼の野望である。
036⚫️統合の象徴として
「できんのか?万物を斬る剣は!」
ラベロ五世の配下の者は弁解に努める。
「総司令、大変むずかしいことです。レンガも鉄も斬るというのは……。」
「だが、伝説の剣をボレリアの連中は所持しているではないか!」
「それこそ伝説ではありませんか?始祖ブリッツが使いこなした、という古い言い伝えに過ぎないのでは。」
「実際にブリッツが使い、ラベロ一世が受け継いだ神弓があるのだ。同じ様に神剣は必ずある!」
彼の所持する’ブリッツの弓’。
つがえられた矢は、通常の弓を遥かに凌駕する距離に達する。
古来より伝わる記録と寸分違わず、それは存在しているのだ。
五世はボレリアにも、代々’ブリッツの剣’が伝わっていると信じている。
彼は両神器を手中に収め、ラベリアとボレリアを統一するとう野望を持っているのだ。




