おはようから始まる修羅場? 同じ布団で目覚めたらカオスだった件
お疲れ様です、連休初日ですね!
お泊まり会の翌朝、カイを待っていたのは天国か地獄か。
狭い布団の中で繰り広げられる、三人の「寝起きデレ」をお楽しみください!
「……んん。カイくん……もっと、こっちに来て……」
小鳥のさえずりで目が覚めた土曜日の朝。俺が最初に感じたのは、右腕に伝わる驚くほど柔らかい感触と、首筋をくすぐる熱い吐息だった。
恐る恐る目を開けると、そこには幸せそうな寝顔で俺の腕を抱きしめるリアナの姿があった。
「……っ!? し、しまった、寝落ちしたのか俺は」
慌てて体を起こそうとするが、動けない。左側からはアイリスの屈強ながらもしなやかな脚が俺の胴体に絡みつき、背中にはセレスティーヌが「主……離れぬぞ……」と、子猫のようにぴたりと張り付いていた。
狭いボロ屋の一枚きりの布団。そこに、国宝級の美女三人と俺が、パズルのように組み合わさって眠っていたのだ。
「……あ。カイくん、おはよう。……ふふ、私の抱き枕の心地はどうだった?」
「主……。貴様の寝相は……意外と、悪くないな。……もう少し、このままでも良いぞ」
「主よ……。今さら逃げようとしても無駄だ。私の『身体検査』、寝ている間もずっと続けていたからな……っ」
三人が代わる代わる目を覚まし、寝起きの無防備な格好で俺に詰め寄ってくる。
乱れた薄着の隙間から覗く肌に、俺の理性が朝から全力で警報を鳴らし始めた。
「……あの、とりあえず離れてください。朝飯、作りますから!」
「「「あーんして(しなさい/くれるな)!!」」」
結局、朝食の準備中も、背中に誰かが張り付いていたり、味見と称して口元に指を運ばれたりと、俺の平穏な土曜日は一瞬で霧散した。
市場から聞こえてくる活気ある声。
だが俺の家の中は、それ以上の熱気と「独占欲」で満ち溢れていた。
なんでも屋の休日は、どうやら仕事中よりも過酷になりそうだ。
同じ布団で目覚めるという、ハーレム作品の王道イベント!
三人の攻勢に、カイの理性がどこまで持つのか……。
「カイ、そこを代われ(二回目)!」「寝起きのリアナさんが可愛すぎる」
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