だし
短編詐欺。
最近、ネット小説界隈を賑わせてた言葉である。
最近…と書いては見たけど、ネットと中高年の時間は相対的なので、遅れてる…的な話かもしれない。
が、まあ、私には最近の話題 短編詐欺。
オレオレ詐欺のように金を盗むような悪質で犯罪的なものではなく、
『あなたの心を盗んで行きました…』と言う、往年の名台詞のネガティブ版と言った風味で使われる。
どうも、上位ランカーや人気作家が、市場確認の為に短編を投稿して様子を見る行為から始まったらしい。
とは言え、これが短編詐欺作品だっ!!と、ばかりに具体的な作品名が載ることがないので、漠然とした不満だけを聞きながら推測するしかないのだけど、
短編で人気を確認して、続きが連載されなかったり、
連載されても途中で終わったり、
短編と言うカテゴリーを愛し、その世界を乱されたと感じる読者が不満に思っているらしい。
ここまで考えて、私は、自分が認識違いをしているのに気がついた。
ネットの人たちの言う短編詐欺とは、投稿する時に選ぶ短編か連載のぽっちの事で文字数の事ではない。ような気がする(-"-;)
ネット小説の世界は、ネット世界の流儀があるのだとため息が出てきた。
私の場合、2千文字を1話として連載として5話完結を予定しているから、一万字の短編小説だけど、投稿的には連載枠だがらOK…なんかなぁ(--;)
まあ、ともかく、読者の見る目も厳しくなってそうだし、まあ、考えてみる。
素人が話を考えるとき、一番面倒なのは、
テーマ
あらすじ
プロットだ。
が、これらを簡単に出来る方法がある。
それが『替え歌』だ。
勿論、替え歌をネットに載せるのも、最近では大変な事になるし、
私の登録サイトでは禁止されているが、
個人的にノートに書いてイメージを膨らませる分には、まあ、大丈夫だろう。
で、一番参考になるのが、昭和のアニソンだ。
昔のアニソンは、作者が作詞を担当していたりするから、物語の魅力とかをうまく纏めてあったりする。
で、色々と聞きながら、自分の話のイメージにあう曲を探してみる。
すると、良い感じに短編で纏まる大筋が見えてくる。
自己紹介型
登場人物について紹介する感じでまとめる。
これは、キャラ立ちしている、変わった人物の場合に使えるものだ。
ロボットアニメや特撮もののオープニングなどでよく使われるイメージだ。
私の作った勇者の少年では弱すぎるので、試しにジローで書いてみる。
軽快な音楽を聞きながら、大縄跳びをするようにタイミングをはかり、書いてみる。
『俺はジロー』
♪俺の名前はジローだよ。
歳はゾロ目だ、5(ごー)5(ごー)!
彼女はいないが、気にしない。
キャベツメンチが好物さ。
メンチを買ったその後に、異世界転移、初体験。
そっちの世界じゃモテモテさ。
キャベツメンチは無いけれど、
美少女エルフと大冒険。
超絶スキルで解決さ。
しらないうちに解決さ。
ふふふん〜るるる〜
俺、最強!!
今日も楽しくスローライフ。
夢は名古屋のモーニング。
ジロー(名古屋のモーニング行けるかな?)
エルフ(なごやって、どんな国ですの?)
楽しい旅の始まりさ。
(ーー;)………。
これ…読者に怒られる気がする………。
バカにしてるとか、怒られる奴だ(+_+)
私は、自分の詩を読み返してビックリする。
何が面白いのかわからない。
が、確かに『なろう系』の悪い見本で完結している感じはする。
確かに、スッカスかで、中身がなくて、面白くない。
( ̄〜 ̄;)だ、出汁がないんだわ。
私は、この久しぶりのポエムを見ながら、はじめて作った味噌汁を思い出した。
小学生の私は、出掛けた母を驚かせようと味噌汁を作り、悪い方向で家族を驚かせたのだった。
名古屋も味噌が旨いらしいけど、
信州も良い味噌がたくさんある。
家は、だし入りではない味噌を使っていたから、失敗したのだった。
旨味が無いんだわ(--;)
私は、出来上がったポエムに、初めての味噌汁と同じ味を感じていた。
web小説の上位ランカーの作品には、多分、私の知らない「旨味成分」があるに違いない。
それが分からないと、スッカスカのつまらない作品になるのだろう。
私は、自己紹介型の設定を諦めた。
そして、次のパターンを試すことにした。
卒業
これはアニソンでは無いけれど、「俺たちの冒険はこれからだ。」で終わらせて、読者が一旦、落ち着くパターンである。
冒険ものなので、私の場合は、老騎士に認められ、小姓から従騎士になり、旅を決意するところまでで、まとめられそうな気がする。
私は、ジローを放って、勇者の少年で世界を再構築してみる事にした。




