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セカンドフラッシュ
ダージリンには収穫期が基本3回ある。春、夏、秋である。
はじめはファーストフラッシュ、
次の収穫はセカンドフラッシュだ。
私は、夏に収穫されるセカンドフラッシュをチョイスした。
インドのダージリン地方の爽やかな初夏に摘まれた茶葉は、薫りがよく爽やかな味がする。
少女たちとの特別なお茶会にピッタリだと思った。
姪の文花と木曽葵は既にテーブルに座っていた。
姪が誉めてくれた梨のパイをドイツの高級食器に盛り付けると、私のパイもそれなりに旨そうにみえた。
料理にも…『孫にも衣装』ってあるのね。
私は、庭で見つけた金木犀の花を軽く皿に散らして飾る。
男ばかりの家では…あまりやらない遊びに心が弾む。
やっぱり…女の子はいいわ( 〃▽〃)
私は、浮かれながらお茶会の準備をした。
庭のテーブルに仲良く座る少女の姿に笑みがこぼれる。
「ごめんなさい。遅くなって。」
私は、そう言ってテーブルに皿を並べる。
なにか、おままごとのような、緊張感が込み上げたが、子供のまえだとそれを飲み込んだ。
「なにか…お手伝いしましょうか?」
少し控えめにボブヘアーの少女が声をかけてきた。
彼女が木曽葵。
私の後輩の姪である。
「いいえ。大丈夫よ。お客様はゆっくりしていて。」
私は笑顔で答えた。




