再会
ふぅ・・・これで最終回です!
長かったような短かったような、私は今年で28歳を向かえる今日私は菫さんが封印されている棺の前まで来ることができた。
実績と霊力の数値が使い魔をもつ許可がおりるほどまで到達していた。
でも、菫さんにあえるかどうかと言われれば逢える可能性は極めて低いだろうと皆は言っていた。なぜか?封印した人間ならざる魔なるものの鬼の親玉に菫さんが負けてすでに菫さんは死んでしまい。菫さんの姿をした鬼の親玉が出てくる可能性があるからだ。
「菫さん・・・」
私はわずかな可能性に賭けて棺の封印に手をかけ封印を解除した。
鬼がでるか菫さんがでてくるか。
鬼が出れば戦いながら使い魔にするべく縛封術にて、鬼を縛り封じ言うことを聞くようにしつけなければならない菫さんの姿の鬼を。
封印をとき棺の蓋をゆっくりと開けた瞬間
「がお~~」
緊張していた私は気のぬけるような声の威嚇?でありながらも驚きへなへなと腰をぬかして座り込んでしまった。
「ふふふ、あらあら友理ちゃんこの道を進んでしまったのは仕方ないけれどこんなことで腰をぬかしていたらいくら命があっても足りないわよ?」
私は懐かしい声音を聞きながらも両手を顔ぐらいまであげて威嚇ポーズを取りながらもイタズラ大成功っといった感じに笑うあの日から私のなかで変わらない姿で菫さんがたっていた。
「菫さん?」
私はこぼれるように言葉にして菫さんの名前を呼んだ。
「久しぶりね友理ちゃん」
菫さんは優しく私を抱きながら頭を撫でてくれたその瞬間優しさに温もりを感じやっと菫さんと再会できたのだと色々な感情が想いが溢れるように涙となり頬を流れ落ちてゆく。
「やっと、やっと菫さんとあえたよぉ私頑張ったの沢山沢山頑張ったよぉ菫さんに逢うために私にここまで」
「そうね、友理ちゃんは頑張ったと思うわ、私をいいえ、鬼の親玉を使い魔にする許可を得るほどまでやって来たのだもの私に会いに来てくれてありがとう」
私は菫さんがいなくなってから数年の抱き続けた想いを全てはきだした。
「私は菫さんが・・・菫が好きです・・・だから私と――ッ」
全てを言いきる前に私はいきなりの菫さんの口付けでとめられてしまう。
「ふふ、私も友理ちゃんが、いいえ友理のことをだれよりも愛しているわ」
口付けをしたあと菫さんの愛の告白と幸せを胸に私は嬉しさと恥ずかしさのあまり意識を失った。
あれから数年がたち、私と菫は付き合いをへて結婚式をあげた。まわりから沢山の祝福を貰いながら幸せの家庭を築いていった。
ありがとうごさいました!




