表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
菫さんと私  作者: やいよるこい
19/21

希望

んー微妙

 目覚めてから菫さんが本当に居なくなってしまったのだと現実を突きつけられ私は愕然としポタポタと涙が頬をつたい地面に落ちる。


「どうしたのよ友理!?」


 お母さんはいきなりの涙を流し始めた私に驚く、無理もない事だった。真実を知っているのは私だけなのだから、お母さんは知らない菫さんはもう帰ってこないのだと・・・


「お母さん菫さんはもう帰ってこないの・・・」


「なに言ってるのよ友理、どういうことよ、その、帰ってこないって言うのは」


 怪訝な顔で私に説明を求めるお母さんに私は、なにも言わなかった。

 なぜなら、言ってしまえば菫さんが今まで守ってきた秘密を、頑張りに彼女の幸せを願って離れた諦めも決意も全てを不意にしてしまうから。

 そして、菫さんの事は私が私のせいでこんな、結末を招いてしまった。言えない菫さんのためにも私のためにも絶対に言えない。


「お母さん・・・しばらく一人にして」


 私は、お母さんにそういうと私の顔をみて少し考え菫さんの家からでていった。


 私は、泣き続けた。

 そして、あの日の行動を後悔して後悔して後悔した。

 私が注意を聞いていればこうはならなかったと。


 しばらく、泣いたあと私は、手紙に手をかけた。2通ある。

 菫さんからと菫さんの同業者後輩の人からだ。

 私は、菫さんの手紙を開く。


『藤森友理へ』

 この手紙を読んでいる頃には私はもういないでしょう。突然のお別れごめんなさい

 私の身体に封じ込めた鬼種の親玉が出ようと抵抗を強めたため、私は抑えるために何日も眠り続けることとなり、結局抑えが効かなくなりそれに気付いた大社が動きだし命令をくだしたのです。私の身体ごと封印をすることに、私は限界も感じていたため、それを受けることとしました。死にはしませんが、永遠に封印されることになり。死んだものとして扱われます。

 私の遺産は友理ちゃんへ全てをあげます。家には安心して暮らせるよう結界を貼り、ある一室には御守りを沢山のつくって保管してあります。友理ちゃんが幸せでいてくれることを祈っています。

『神崎菫』


 手紙には謝罪と経緯、それと菫さんの遺産の件、そして最後に私の幸せを願っていると書かれていた。


「幸せ・・・」


 菫さんを失ってどう幸せになれっていうのか・・・私は菫さんが好きだった。子供の頃から

 菫さんには好きな人の子供と思われていたとしても。

 私は菫さんが好きだった恋仲になりたいほどに。

 そんな好きだった菫さんを失ってどう、幸せになれというのか、菫さんは残酷だ。


 そう思いながらも2通目を読む


『藤森友理様へ』

 我々は神崎菫先輩に幸せになってもらいたく、先輩が望まないであろう事を貴方に教えます。

 我々と同じ同業者になることです。

 使い魔契約というのがありそこで封印された先輩を縛り使役することができれば先輩は解放されるでしょう。

 これは可能性の話です。もし先輩が封印中に封印したものに勝利し浄化していればの話です。

 負けていた場合封印は解かれ封印されていたものが出てくるかもしれませんもちろん我々も付き添うつもりです。その時は滅します。


 貴方には選択しがある。

 こちらがわに来るか、一般市民として過ごすか


 こちらに来るのであればこちらの連絡先から電話をおかけください。向かえにいきます。


『我々後輩より』


 私はこの手紙を読み、すぐさま迷うことなく決断した。

 菫さんは望まないだろうけれど再び会えるのならと、この可能性を希望に私はすがった。









2章いかずあと1話ぐらいでラストかも・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ