選択
気がついたら私はベットに寝かされていた。
起き上がりあたりを見回すとここが菫さんの家で私は菫さん部屋のベットに寝かされていたのだとすぐりわかった。
起き上がり菫さんが来るのを待つ、けれど待てど菫さんは来なかった。なので私は菫さんを探しに部屋を出ると少し先にあるドアの向こう側から菫さんの声が聞こえた。
なにやら取り込み中のようで少しだけ菫さんの口調でが強かった。
『ですから、大社の命令でも彼女を大社に連行しろというのは聞けないと何度も言っているでしょう?決まり事?決まり事は1つではなかったはずよ。見返りと言うのがあったでしょう!私は見返りを行使します。私が親玉1体を討伐または封印で見返りとして彼女の意思で大社に行くか行かないかを決められる。・・・監視に避ける余裕がない?ふざけないで!!監視も私がするわ・・・勝てるかもわからないのに勝手なことを言うなですって!?いいわ、明日に討伐または封印をおこないます。もし私が失敗したのなら、彼女を連れていきなさい!成功すればこちらの要望全てを飲んで貰いますからね。』
今まで聞いたことも見たこともないほどに菫さんが電話相手に話しているのを聞いて驚きつつも、話の内容が私に関係があり、もとの原因は私にあるのではと思い菫さんに迷惑をかけてしまっていることに私の気を落とす。
そして、私は菫さんがもう来てしまうだろうと思い部屋の中に入り、座って待つ。
電話を終えた菫さんはすぐにお茶やお菓子を用意して部屋の中には入ってきた。
「じゃあ、どこから話しましょうか?・・・私は大社の人間で人外解りやすく言えば悪霊やあやかし、など普通では視認できないような存在と戦い滅しているの。普通の人が襲われないようにね。簡単に言えば陰陽術師かな流石に現代ではお札は使わないけどねそれが私の仕事。」
視認できない相手を視認できそれを菫さん達がが滅している?でも、私は視認できた。普通ではないと言うこと?
「友理ちゃんは普通の人だったわ、最近暗闇に1人でいたりしなかった?それと視線を感じたりなにかがいると感じたり、あとは寒気がしたり、触られたような気がしたり」
全部昨日路地裏で感じた事だった。あれは、やっぱり気のせいではなかったんだ!でも普通だったと言うのは・・・
「ふふ、ありそうね。普通とは違い暗闇で1人神経が研ぎ澄まされ緊張した状態で普通では感じ取れないような感覚を感じ取ってしまう。彼らにそこを漬け込まれてしまうと、友理ちゃんのように見えないはずの者が見えるようになってしまうというケースがあるの。多分触れた感覚があればその時点で友理ちゃんに眠る霊力を封じる栓が少し外れたのね。今朝みたら微力だけど霊力が漏れ出ていていたからもしかしてと思ったけれど・・・友理ちゃん私の注意聞いてくれなかったのね」
見えるようになってしまった原因を菫さんが説明をしてくれ、最後に言われた言葉に私はギクッ!となる。
「悪いのは私ね、まさか友理ちゃんが私の仕事がなんなのかそこまで知りたいと思っていたとは思いもしなかった私のあさはかな言動がまねいた結果ね。巻き込んでしまってごめんなさい」
私へ申し訳なさそうに頭を下げ、菫さん自身が全て悪いような言い方をしながら私に謝ってきた。
なんで菫さんは謝るの?すべては私が言いつけを破って行動した結果菫さんに助けてもらったのに。
「1度解かれた封は元にはもどらない、きっとまた見えてしまう、襲われてしまう、そして私含め裏仕事を知ったものは全員秘密保護のため大社に収容され私のように戦える人間に変えられてしまう。私は元々家系で天然の戦える人間だったけれど、収容される一般の生活の中で長年育っていた者達には苦痛でしかない生活を人生を送るはめになるの・・・だから私は友理ちゃん選択肢を与えます。このまま、普通生活を送るか、大社に収容されるか・・・大社に収容されれば家族と会えなくなる。」
私はなぜ、菫さんがお母さんにも秘密にしてきたのかようやくわかった。
菫さんはお母さんに菫さんがいる世界に関わらせたくなかったのだと。
そして、私はその菫さんが長年守り続けた秘密知ってしまい。そして、菫さんは本来なら選択しがないなか、選択肢を与えてくれていることに。
「私は・・・できるのならこのままでいたいです・・・誰にも言わないです」
私は、いまのままを選択した。まだ、私はお母さんやお父さん学校の友達と一緒にいたかった。それに、なんだか大社と言うところに行く菫さんに会えなくなるような気がしたからだ。
なぜ、そう思ったのかは私にもわからない
「そう、なら今後私の作った御守りをいくつか身に付けて過ごしてね。割れたら効果が発動した証拠だから・・・なくなったら私に言ってね。あとは友理ちゃんの家の周りに結界を貼っておくわね。」
そのあと、私は沢山の御守りを菫さんから受け取った。
そのあと、遅めの夕食にお風呂をいただき私は菫さんの家で一晩過ごした。
私が寝たのを確認した菫さんが再び家を出て行ったのに気づかずに・・・




