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無機質な腐敗  作者: 望月笑子
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このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

同僚に、高橋という女性派遣社員がいた。

「毎日が、不安で不安でしょうがないの」

と、高橋は言った。

人気の美人芸能人に似た品のある感じの人で、この会社で働く前は、銀行の事務を長くやっていたという。

数年前に、母親が病で倒れ入院していたが、最近亡くなった。

有給休暇は、2日間しかとらず、忌引は、申請しなかったという。

血族の死にしては、短い日数ではあるが、4勤2休3班2交代制になったばかりの、この忙しい時期に休暇を取ることは、派遣社員にとっては極めて難しいことだった。




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