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ダメな俺とチートなやつら  作者: 電工 ナイフ
ヒールミア編
8/39

8話 芳雄とヨシオとサーベルガー

前作で急に主人公ダメダメになったなと感じた読者さん。申し訳ありません。僕も後から読み直してみて感じました。直すつもりはありません。ちょくちょく設定が狂いますのでなるべく筋を通したいと思います。


「何?なぜ俺の本名を知っている?」


見た目は芳雄。ピアスまで同じものをつけていた。

だが、向こうは当たり前のように俺のことを知らない。


「タクト、爆炎剣のこと知ってるの?」

「い..いや、なんでもない。」


これ以上余計なことは、言わない方が身のためだろう。

爆炎剣。どっかで聞いたことある名前だな?


「ランク10の爆炎剣がどうしてここに?」


リーアが尋ねる。

そっか、ランク10のメンバーをアルファから教えてもらった時に聞いたんだ。


「たまたま通りかかっただけさ。」


ヨシオが頭の左の方を掻きながら、答えた。

地球の方の芳雄は嘘をつくとき、いつも頭を掻く。

癖も同じなのかな?。


「でもちょうどよかったわ。あなたほどの人がいれば安心ね。」

「今どの辺にサーベルガーがいるんだ?」

「まだ山にいるみたい。でも結構、麓の方に近づいているわ。」

「わかった。ちょっといってくらぁ。チョチョッと倒してくるぜ。」


ヨシオは後ろを向きながら手を振ってギルドを出ていく。

俺たちの出る幕じゃないな。安心だ。

あれから20分くらいアルファと雑談していると、ギルド長が起きたとリーアさんに聞いた。

よかったぜ。俺もかなり心配だったんだ。すると付き添っていたもう1人の職員が急いで出てきた。


「大変よ!サーベルガーは2匹いたんだって!ギルド長から聞いたわ。」


アルファがギルド長のところに走っていく。

詳しい情報を聞きにいったのだろう。俺もついていくか。


「大丈夫?ギルド長。」

「足の感覚がない。命があるだけましってことだな。」

「起きたところ悪いけどサーベルガーの情報を詳しく教えて!」

「あぁ。あのサーベルガーは2匹。雄と雌の対になっていたんだ。繁殖期だから気性が荒くなっていてな。ランク10でも2人はいないと辛いぜ。」

「どうしよう!爆炎剣が1人で討伐に行っちゃったの!」

「何?!」


繁殖期でしかも2匹。

流石の爆炎剣でもただではすまないだろう。


「タクト!荷物揃えて、爆炎剣に教えにいくよ!」

「俺たちがいくのか?!」


マジで言ってんの?アルファさん?


「今、町にいる最高ランクがわたしなのよ!タクトは付き添いなの。」


まっすぐな瞳でこっちを見てくる。

俺、その目苦手なんだよ。


「伝えるだけでいいなら俺も行くよ。」

「ありがとう。さぁ、行こう。」


支度を終えて先に出ていった爆炎剣に向かい始めた。


途中、ピックルや草食のモンスター達が山の方から走ってくる。

間違いない。サーベルガーが近づいているようだ。

俺らもだいぶ山に近づいている。その時。


「ドッカーン!!」


何百メートルか、先で大きな爆発が起きた。


「遅かったわ。もう戦闘が始まってるみたいね。」


山に入った俺たち。

もう少し近づいていくとそこらじゅうに2メートルほどの穴が開いている。これがランク10の強さかぁ。

本当に人間なのか疑いたくなる。


「タクト、もうそばまで来てるわ。まだ1匹しか相手にしていないみたい。」


こっそりと草の影に隠れて戦闘を見る。

タクトの身長と同じくらいの大剣がメラメラと燃えている。

いや、大剣だけじゃない。体全体が燃えているように見える。

ヨシオが大剣をふるう。するとサーベルガーも牙で受け止めた。

サーベルガーは、全身が鱗でおおわれていて5メートル近いほどの大きさ。

牙も体に似合うほど太長く、虎模様の肉食獣で、地球にいたサーベルタイガーのようなモンスターだった。

ヨシオとサーベルガーが剣と牙を打ちつけあう。

速さも目で追うのがやっとのレベルだろう。少しずつだがヨシオのほうが優勢だ。


「結構タフだな!サーベルガーさんよ!」

「グルル!ガウ!!」


爆発が起きる。

サーベルガーもヨシオもお互い傷が増えていく。


「こいつで決めてやるぜ!」


ヨシオが大剣に魔力を込めた。


「喰らえ!エターナルバースト!!!」


大剣と牙がまた重なりあう。

次の瞬間、大剣が爆発した。

サーベルガーの牙が2本とも折れた。サーベルガーも、攻撃の要の牙が折られふらふらな状態になっている。


「俺の勝ちだな!ようやく倒せた。手間かけさせやがって。」


ヨシオは大剣を、サーベルガーの首をめがけて降り下ろす。

赤い血が飛び散り、サーベルガーの息の根を止めた。


「本当にすごいわね。ランク10の人って。」

「伝えにいかなくていいのか?」

「忘れてたわ!」


アルファはヨシオに向かって駆けていく。


「お前らも来たのか?危ねえから待ってりゃよかったのに。」

「それどころじゃないのよ!」


ヨシオの後ろでなにかが動く。


「あのね、サーベルガーは...」


急になにかが飛び出してきた。


「危ない!よけろ、ふたりとも!」

「グハッ!!」


ヨシオの右肩に深々と牙が刺さっていた。

戦闘シーンって難しいですね。今回は少しで終わりましたが話数を跨いで戦闘するときになったら精一杯がんばります。

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